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僕たちはこの非情な世界で抗う  作者: MASANBO
戦争を始めたい者と拒む者
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生物兵器:黄金の熱を宿す神鳥ガルダ

今までは謙也と人志が中心となって戦闘が繰り広げられてましたが、今回から他のメンバーも活躍していきます。お楽しみに!

 道化の合図とともに、神鳥ガルダは動き出す。それに伴いヤークトフント、フレーダマオスたちも動き出す。


「オーレリー、謙也くん!私とともにあの巨大な兵器を潰すぞ、リナは防御を頼む。人志たちはそのあたりの小型マシーンをケチらせておいてくれ!」


 エルクは全員にそう指示を飛ばすと、再び施設の上に上がりながら、氷の刀剣を神鳥ガルダに飛ばす。そして謙也は相手が炎系統を扱うものだと判断し、三日月宗近の力を借り、炎の鎧を纏う。オーレリーはアキレウスの鎧を纏い、その鎧の効果により、身体向上がなされた力で、一気に神鳥ガルダに接近する。


「『水の精霊の加護』」


 オーレリーのメイスの周辺に水が集まり、不自然に漂う。それは巨大な水の塊の溜まりとなりやがてそれは美しい精霊というべきなのだろうか、オーレリーの背後に現れる。


『水の精霊の加護』はアキレウスの鎧に宿っている魔力によって可能にしたもので、武器等に水属性の能力を付与してくれる。その精霊自体攻撃することも可能な高度な魔法というべきものだ。もちろん他の人間に真似はできないだろう。


「『水龍の槍』」


 水により作られた龍の形をした槍が2本神鳥ガルダに向かって襲いかかる。そしてオーレリー自身そのメイスを持って神鳥ガルダを叩き割るべく突撃する。


 それに対し、神鳥ガルダは全身から黄金の熱とともに衝撃波を放つ。前方オーレリーに対してだ。その熱は凄まじいもので、水龍の槍、そしてオーレリーの攻撃と鍔競合いとなる。


「……暑い、そしてなんて威力!」


 しかしその様子は誰から見てもオーレリーが押されているようにしか見えず。ついにその2本の水龍の槍は蒸発し、

 オーレリーはその衝撃波に吹き飛ばされてしまう。それは少し吹き飛ばされたというものでもなく、容赦なく木々に打ち付けられてしまい、壁に激突することで、だんだんとその威力が殺されることによってようやく止まることができた。オーレリーはアキレウスの鎧を装着していたため、これほどのことが起こっても軽症で済んだ。


「大丈夫か?」


 どうやらエルクが駆け寄ってきたようだ。


「ええ、なんとか……しかしあの威力は普通ではありません。これでは近づくことも難しいですよ」


「かといって遠距離の攻撃が相通じるわけでもなさそうだしな……」


 エルクはそう結論を下す。その判断は正しいだろう。この神鳥ガルダは防御力も並はずれたものがあり、ありふれた攻撃魔法等でどうこうできるものでない。ならば一点集中で攻撃をした方が良い。そしてそれができるのは……


「オーレリーと謙也君の武器で倒すほかないだろう。それが最も攻撃力があるものであろう。どうだね?謙也君近づくことは可能か?」


 そういうと2人は謙也の方を向く。謙也もエルクがオーレリーに駆け寄ったとき自分も近くにいたようだ。謙也はエルクの問いかけに答える。


「熱に関しては俺は多分大丈夫です。ただあの衝撃波はどうにかしないと難しいと思います。それに近づけても俺だけでは火力不足だと思うのですが……」


 謙也は正直な感想をエルクに伝えた。あまり良い反応ではなかったが、エルクはそれをマイナスに捉えなかった。


「熱は大丈夫なのだな?それだけでも我々にとって良い材料だよ」


 そう話していると、やはり向こうに待ってもらえるわけもなく神鳥ガルダは光り輝く球を辺りに数十、数百と生み出し、それを発射する。それを受けてエルク達はそれぞれ回避行動に出る。エルクはこの中で一番防御力の側面では劣っているため、その熱を帯びた球を一つ一つ交わしていき、場合によっては氷の刀剣で破壊していく。オーレリーは先ほどの攻撃ならともかく、威力が分散されるようなこのような技であれば、先ほどの『水の精霊の加護』により防ぐことが容易に可能であった。謙也もまた三日月宗近による炎の鎧により、そもそもダメージを負うことなどなかった。


(やっぱりこいつの攻撃の大半は俺には効かない!)


 そう思った矢先のことだ、謙也に向かって神鳥ガルダの口から高速で何か飛んできた。それはレーザーのであった。確かにそれも熱を帯びているものだが、これはどちらかというとその特殊な物質による物理攻撃に近い。そしてそれは神鳥ガルダの口が大きい分、威力も大きかった。


(こいつ機械の側面も持っていやがった……)


 まずいと思いながらもこれを買わせるかどうかと問われれば答えはNOであった。しかし結果として謙也はその恐ろしいレーザーを食らうことは避けられた。リナが謙也の前にその絶対防御の盾アイアスの盾を構えて立っていたのだ。そしてその盾はレーザーを跳ね返し、逆に神鳥ガルダにダメージを負わせる。


「……どうやらあいつの攻撃をはね返すことでダメージを負わせることができるようね。それにしても大丈夫謙也君?」


 リナは盾を下ろして、先ほどの結果を分析しながら謙也にそう問いかける。


「ありがとうございます」


 素直に感謝が出た。先ほどの攻撃をまともに食らっていたら正直生きていると思えなかった。それを助けてもらったのだから当然だろう。


「その鎧に頼りすぎるのは良くないわ。攻撃をしっかりと見て回避行動しなさい……いいわね?」


 そう注意しながら謙也の顔に自分の顔を近づけるリナ


(近い……)


 正直リナの顔はかなり整っているため、そのような女性がこのような接し方をされると少し反応に困ってしまう。ただいまはそのようなことでドキドキしている暇もないので、謙也は大丈夫ということだけ伝えてすぐに戦闘準備に入る。するとエルクからの連絡があった。


「謙也君、もうわかっているようだが、あいつの攻撃をはね返すことでダメージを負わせることができるようだ。今からリナを中心にもう一度攻撃をはね返す。ただ相手もそうなんども同じ手は喰らわない。やはり最後は直に攻撃するしかない。そのためには全員の協力が必要だ。だから先ほど伝えた作戦とともに人志たちが小型マシーンを片付けるまで時間を稼ぐことにしよう」


 エルクからそのような指示が渡された。謙也もリナもそれに同意し、動き始めるのであった。


(絶対にこんなところに倒れてたまるか……!)


 謙也の手に自然と力が入る。そしてまた再びリナを含めた4人で神鳥ガルダに立ち向かう。

ここの戦いは一つの山場なのでしっかりと書いていこうと思います。しかし自業自得ですが、メンバーが多すぎてそれぞれのキャラを動かすの大変です……みなさんはどうしているのでしょうか?


次の投稿は月曜日で少し時間が空いてしまします。少し予定が詰まってしまって書けないのですよ……

それではまた次もお楽しみに!

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