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僕たちはこの非情な世界で抗う  作者: MASANBO
戦争を始めたい者と拒む者
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オルソ・プラモットン3

 オルソはハッピー達へと真っ直ぐに走る。それに対してグランピーもまたオルソの方へ向かってくる。ハッピーは後ろからへ援護の準備をする。


「喰らえや!」


 グランピーはその自慢の拳をオルソに向ける。オルソはその攻撃に対し横から軽く衝撃を与え、軌道をそらす。そして今度はオルソの方から仕掛ける。オルソはグランピーに対して回し蹴りを、しかしそれをグランピーが頭で受け止めてみせる。


「!?」


 予想外の行動であったのか、オルソは驚きを隠せなかった。そして後ろにて待機していたハッピーが待ってましたとばかりに、体勢を崩したオルソに攻撃を加える。使用したのは『チェイスブレード』、狙った獲物を切りつけるまで決して追撃をやめない。そしてその刃計4つがオルソを襲う。


 オルソはすぐに対処を始める。確かに『チェイスブレード』は対象に攻撃するまで追跡をやめない厄介なものではあるが、同時にそちらに魔力を向けてるぶん、刃ひとつひとつの強度は弱い。そのためオルソなどそれなりに魔法を使いながら戦うものは魔力によって破壊可能なのだ。


 すぐに『アーマーオブロック』を両手足に発動し、その4つのヤイバを破壊する。しかしその最後の一つを破壊しようと右足を上げたら、横からグランピーが加勢してきた。止むを得ずオルソは一度後ろへ下がり、その攻撃を回避する。


 しかし最後の刃は以前として残っており、オルソに襲いかかる。それをオルソは右手で握りしめて潰す。


(ふむ、想像以上に隙がないな……)


 この2人を倒すのが難しいことを理解しているオルソはこの場を離れる算段を考えているが、そのためにはもう一度こいつらの認識から己を外さねばならない。その方法のために必要なことはやっているため、あとは時期が来るまで2人を工房を続けなければならないのだが、その際にある程度ダメージを負わすことができると思っていたが、そう簡単にはいかなかった。やはり先ほどドーピーを倒せたのはあれが初見だったからというのが大きい。もう一度同じことをして2人の認識から自分を外せるとは思えない。


(だったらこういうのはどうだ?)


 オルソは再び『アーマーオブロック』を全身にかけ、さらに『インプルーブメント』を足にかけ、移動速度を上げた上で、グランピーに再び勝負を挑む。その裏でハッピーが移動したのは気づいているがあえて無視をした。


 オルソの期待に応えるかのようにグランピーも再び近接戦を受ける。


「何度やっても同じだぜ!」


 オルソは速度が上がっており、手数が多くなっているが、それを全て己の体で跳ね返す。しかしどうやら先ほどと同じようには奈良にようであった。オルソは地面に『ダイナマイト』を発動し、その衝撃で少しばかりグランピーを空に浮かせる。その間グランピーはうまく体に力を入れることはできなかった。その隙をつきオルソは全力でグランピーの腹に拳を叩き込む。


「ゲフォ」


 思わずそう声をあげてグランピーは2mほど飛ばされる。そして後ろからハッピーが『ダンスブレード』を発動した状態でオルソに近ずく、あと一歩で射程圏内であった。しかしその射程に入ることはできなかった。やはりオルソはその攻撃を予期しており、ハッピーが足をつけるだろう位置に『フィクス』をおいていたのだ。これは対象物を固定する魔法であり、魔法によって比較的破ることができるが、それは意識的にという話で。急にそれを行使されるとわずかな間とはいえ足を奪われる。


 そしてその隙はこの場において致命的である。オルソはハッピーの首を狙い手刀を繰り出す。さらにその手には『ウインド」により、風の刃を簡易的に作られていた。しかし殺傷能力はかなり高い。


「くっ!」


 ハッピーは体を大きく仰け反らしその攻撃をそらすが、オルソが狙ったのはハッピーの左手であった。


 音がなることもなく綺麗にその左手は切断された。その時には痛みは感じなかった。しかしその痛みは左手を切り落とされたという事実を認識し、受け止めたと同時に襲いかかってきた。


「うガァァァァぁぁぁ!!」


「ハッピー!」


 泣き叫ぶハッピーに駆け寄るグランピー


(ダメージを負わせることにも成功したな……)


 オルソが満足したような表情をしていると、グランピーがこちらに向かって近ずいてきた。


「テメェよくも!」


 そう叫び反撃に出ようとするグランピー、しかしそれは叶わなかった。大きな音ともに上空に中型の飛空挺が突如現れたのだ。


「なんだあれは!」


 グランピーの意識が思わずそちらに行く、ハッピーも痛みに耐えながらそちらの方へ向く。そしてそれはオルソが待ち望んでいたことだ。


(あばよ)


 オルソは心で彼らに別れの挨拶をしながら、ギューゲスの指輪を持って認識を阻害する。もはや彼らはオルソを見つけ出すことはできない。


「!しまったあの野郎逃げやがった……」


 どうやらグランピーはその事実に気づいたのだろうかそう悔しがりながら叫ぶ、しかしもう遅かった。


 オルソは一度遠くに離れ、その飛空挺に搭乗すべく、大きな木をを見つけ勢い良く登って行く、そして『ダイナマイト』の衝撃を使い高くジャンプをしその開かれたドアに捕まる。


 オルソが乗ったことを理解したのかその飛空挺は高度を上げこの場からさって行く。その際オルソは2人を捉えることができた。だからオルソは、


「あばよ。また近いうちに会おうぜ」


 そう別れの挨拶をしたのだった

これでオルソの戦闘シーンは終わりですね。少し長かった気もしますがマァ大丈夫でしょう!


明日も18時に投稿予定ですお願いします

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