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僕たちはこの非情な世界で抗う  作者: MASANBO
戦争を始めたい者と拒む者
65/80

オルソ・プラモットン

結構長くなるかも……

 穏やかな自然によりとても心地の良い空間であったその場所は戦地と化した。あたりには小型マシーン歩行型ヤークトフントが15体程度いるだろうか。それだけで十分脅威であることは間違いない。しかしオルソの前に立ちふさがるのはそれだけではなかった。七人の小人のメンバー、ハッピー、ドーピーそしてプリンスタワーでセルゲイたちを襲ったグランピーがいた。


「おい、あんた覚悟はいいだろうな?最近ベットでず〜と寝かされていたからストレス溜まってんだ。だからあんたで発散させてもらうぜ?」


 グランピーはオルソに対してそう宣告する。


(さてこいつらに認識されている今、あのヤークトフントの集団にも認識されているということだ。俺が今圧倒的不利な状況なのは間違いない。……ならばひとまずあの邪魔なマシーンの破壊からしようか!)


 オルソはグランピーの問いかけには一切反応を示さずに、自身のこれからの方針を定めることに集中した。そしてそれが癇に障ったのだろう、グランピーはやはりというべきかその生来の怒りっぽさから、頭に血を登らせていた。


「おい!無視してんじゃねぇよ!」


 グランピーの体が炎に包まれる、そしてその体をオルソにぶつけるべく突進する準備に入る。


「『フェルスパーソン』」


 一言オルソはそう呟く、するとグランピーの目の前には5人のオルソが現れる。そしてそれらはそれぞれ別々に行動し始める。


「うっとおしい!」


 グランピーはそのうちの一人を選び、突進をかます。とてもグランピーらしいといえばらしい行動であった。しかしそのオルソはひらりとその攻撃をかわす。そして見事に空を切ったように見えた。しかしグランピーは何か鉄の塊にぶつかる。グランピーの体の強度からその程度で怯むことはなかったが、しかしその目の前には何もなかった。


「?」


 グランピーは不思議そうな顔をしたもう一度その場所を見る。するとそこには粉々に砕けたヤークトフントおそらく三体があった。


「ねぇ、グランピー……、多分あいつは透明化したんじゃないかな?そのヤークトフントを……、そしてそれをグランピーに破壊させたんじゃないかな?」


 グランピーの疑問に答えるべくドーピーが答える。


「俺を利用したってわけか!」


 その事実を知ってグランピーはさらに怒りが増大する。


「少し落ち着きなよ〜グランピー、このままいくと奴の思うツボだよ?とりあえずあの分身を片付けよう」


 そうハッピーが宣言すると、ハッピーの周りに白い刃が宙にまう。そしてハッピーはというといかにも楽しそうに踊り狂う。


「『ダンスブレード』受けてみなさい」


 ハッピーの周りを浮遊している白い刃は不規則にしかし高速に動く、そしてそれはハッピーの周辺半径5mにあるものすべてを切り刻む。


「とりあえず、片っぱしからあいつを潰していきましょう!まぁその際ヤークトフントを壊してしまってもいいでしょう。どうせあれで死ぬような奴じゃなさそうだし」


 そう言い、ハッピーは踊りながら分身の一人に近ずく、


「『アイスガトリング』」


 ボソッとそのように唱えるのはドーピーであった。彼が唱えるとその背中に魔法陣が現れる。その魔法陣には数十の銃口らしきものが見えた。そしてそこから無数の氷が飛び交う。ハッピー達には当たらないようにしているがそれ以外は御構い無しだ。


 オルソ達はそれを魔法で防御し回避する。しかしそこに横からグランピーがオルソを殴り倒す。しかしそれは分身であったため、霧隣消え去っただけであった。


「そ〜れ」


 ハッピーはその白い刃でオルソを切り刻む。魔法防御によって防ごうとしたがその無数の刃が連続で切り刻むためとても防ぎきれなかった。そしてまた1人霧となって消えていった。


 そしてヤークトフントも黙っておらず集団でオルソに襲いかかる。頭が開き銃口が現れる。そしてその銃口からビームが飛び出してくる。ヤークトフントは長距離の攻撃方法としてビーム光線が備え付けられている。そして敵に近づくと身体中に電流が流れる。もちろん生身で当たれば即死である。それを数体束となってオルソに襲う。阻止てまた1人霧となる。


 それからも三人の猛攻が続いた。三人はヤークトフントが壊れることは気にしていないせいか、どんどん破壊していくそして最後の1人となった。


「よーやく最後の1人だな。てことはこいつが本体というわけか」


 グランピーはニヤニヤと笑いながら最後の1人のオルソに近づく。


「ねぇ、これから私にバラバラにされておもちゃにされるんだけどどんな気分?」


 ハッピーが笑顔でそう宣告する。


「まぁその答えを聞く前に俺が殺すがな!」


「……」


 勢いよく最後の1人にとどめを刺しにかかるグランピー。そしてグランピーの拳は最後の1人の顔面を捉える。グランピーのパワーからして直撃したら頭はトマトみたいにぐちゃぐちゃになるだろう。他のものもそう予想したしかし、その予想は外れてしまった。最後の1人もまた霧となって消えてしまったのである。


「あ?」


 グランピーもどういうわけかわからなかった。


「グ、グランピー…危ない!」


 そう叫んだのはドーピーであった。前までのおどおどした喋りからは想像できなぐらい大きな声で叫び、グランピーを押し倒す。するとグランピーが先ほどまでいた、そして現在ドーピーがいた場所に大きな衝撃が走る。


「ドーピー!」


 グランピーは叫ぶ、しかしドーピーは返事をすることができなかった。なぜならその衝撃によりその小さな体、上半身に大きな風穴ができていた。そしてその目は白目をむいていた。もう生き絶えた後だろう。そしてその大きな衝撃でドーピーをしに至りしめたのはオルソの拳であった。


「……まず一匹」


 オルソはただ一言そう呟いた

最後まで読んでいただきありがとうございます。まずドーピーが退場となりました。さてオルソは次にどういった手を打ってくるのでしょうか?


明日も18時に投稿予定です

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