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僕たちはこの非情な世界で抗う  作者: MASANBO
戦争を始めたい者と拒む者
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オーレリー・デルマー2

さて前回に引き続きオーレリーメインとなります。

 オーレリーはその美しく輝く鎧を纏いながら、ソルジャールーとホーリーロシャーチに立ち向かっていく。先ほど食いきれずに鎧に防がれ、むしろ自分たちの牙を傷つけられたまであって、怒りがこみ上げてきているのだろう。先ほどよりも獰猛に襲いかかる。


 しかしそれは無駄だとオーレリーは思った。ソルジャールーでは自分の鎧は決して傷つけられないという絶対なる自信があるのだ。そして何よりーー


(私に近寄ることすらできないわ!)


 凄まじい力で彼女が持つメイスを大きく振り回す。ただ思いっきり振り回しただけである。別にすごい技量を見せつけたとかではなく。小さい子供でもできるこうである。しかし彼女はアキレウスの鎧の効果により身体能力が向上している。その状態でメイスをを振るうだけでそれだけで恐ろしい風圧である。


 それほどのものが、メイスがソルジャールーの2匹に直撃した。まず1匹にオーレリーのメイスが直撃したのである。それだけでまず、その身体が見事にグチャグチャになり、あたりにその部分に飛び散る。そしてそのままもう1匹に直撃し、その運命はやはり同じであった。


 他のソルジャールーたちは直撃してはいないが、その風圧によって吹き飛ばされる。そして体制が立て直しが終わる前に、オーレリーはさらに攻撃を加える。


「ウォーターオブスピア」


 自身の周りに8本の水の槍を生み出し、それぞれ矛先はソルジャールーに向けられている。しかしソルジャールーとてただやられるわけにはいかない。そして今自分たちが魔法により攻撃されそうなことぐらいも理解しているの。だからバランスは以前崩れたままだが、すぐに防御魔法を構築する。


 だが、オーレリーが使用したのは水の魔法、水の魔法もまたアキレウスの鎧によって強化されている。ソルジャールーたちはそれなりに高度な魔法を使えなくもないが、やはりあまりうまくはない。魔法によってオーレリーの水の槍を防ぐことはできず、それぞれ心臓を貫かれる。苦しむのもほんの一瞬で終わり、すぐに地面に倒れ込むのであった。


「さて後は1匹……!?」


 オーレリーが一瞬一呼吸置こうとすると、唐突に輝く光線がオーレリーに襲い、その威力をもって数m先まで吹き飛ばされ、一般市民の建物に激突する。この国ではいまでも木々を材料に家を建てることも多いせいか、この建物もまた木でできたものであった。そのため、その家の壁をおもいっきり突き破ることとなってしまった。


「痛いわね…まったく」


 普通そのような衝撃を喰らえば、すぐに立ち上がることなどまずできないが、オーレリーは立ち上がった。そしてその元凶に目を向ける。その光線を生み出したのはホーリーロシャーチであった。その鼻息は荒く、戦闘準備はすでに整っていたのであろう。そして待ちきれずオーレリーに攻撃を加えたのだ。


 ホーリーロシャーチは再び大きく口を開く。そしてその口の中に光の粒子が集合していく、おそらくまた同じ攻撃をオーレリーに加えるつもりなのだろう。


(同じ手を加うものですか!)


 オーレリーは愚直にまっすぐ進み、メイスを構える。しかしその前に準備が整ったホーリーロシャーチが再び光線は発射する。


 その直後オーレリーは地面に穴が空くのではと思うほどの脚力をもって空中に舞う。そしてその光線を交わし、ホーリーロシャーチの頭上へ到着する。そしてそのまま両手でメイスを振り下ろし、ホーリーロシャーチの頭を破壊しにかかる。その威力は凄まじくそのメイスが直撃した地面にはクレーターができていたほどであった。しかし、そのメイスが地面に直撃しているということはそれはホーリーロシャーチが交わしたということであった。


 ホーリーロシャーチはどうやらそのまままっすぐ進み交わしたようだ。そしてオーレリーはおお振りであったためか、体制を崩してしまっている。そこにホーリーロシャーチは今度はその自慢の巨大な身体をもってオーレリーに体当たりを行う。しかしその速度は凄まじく、ブレーキを踏んでいないトラックに轢かれるようなものであった。


「くぅぅ……」


 しかしそれをオーレリーは受け止める。右足を後ろにおき重心が安定するようにし、その衝撃を真正面から受け止める。流石にオーレリー自身もきついものであったが、しかしそれはホーリーロシャーチも同じである。なにせその衝撃が自分に返ってきたのだから。


 だから馬特有の悲鳴をあげ、オーレリー以上に苦しむ。所々出血も見られた。その隙を見逃すことはなかった。


 すかさずメイスを振り上げ、再びその頭上に持っていく。そして今度こそホーリーロシャーチの頭を叩き潰したのである。


「ふう、少し手こずってしまったかしら……もう少し使いこなせるようにしないといけないわね」


 そう独り言を言いながらアキレウスの鎧を解除する。すると先ほどきていた上品な服装に戻った。


「さて、どうやら人志達も終わったそうだし一旦合流しましょうか」


 そう判断するとすぐに先ほどいた場所まで戻り始めた。

最後まで読んでいただきありがとうございます。この章の構成はできていたのですが、少し穴が見つかりどうしようかと考えているところです。(マジでどうしよう……)ですが、引き続き継続的に投稿していこうと思いますのでお願いします。

明日も同じ時間18時に投稿予定ですのでお願いします。

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