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僕たちはこの非情な世界で抗う  作者: MASANBO
戦争を始めたい者と拒む者
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小型マシーン

今回は余りストーリーに関係ないのかな?まぁそんなことないのですが

 キメラとの戦闘を終え、再び車で快適なドライブを楽しむ。だいぶバーレバイジャンに近づいてきたのであろうか、今まで認識できなかったが、ビルやその他の建造物が認識可能となった。


「それなりに発展しているんですねぇ」


 謙也はなんとなくそう呟く。彼はバーレバイジャンやブルーンをその道が整備されていなかったりとしたことから、自分たちがいた発展途上国、言うなれば自動車でなく、また原付もあまり見られなく、自転車での移動が多い国を想像していた。


 しかしどうであろうか、遠目から見ても立派なビルがいくつもある。おそらくそこが主要都市なのだろうが、しかしこれならば他の箇所でもショッピングモールの一つや二つあると考えられる。


「そりゃ、俺たちの世界の科学を基準で考えてはいけないぜ。いわゆる先進国がかなり進んでいるんだ。それに伴って、他の国々も進んでいるのさ。尤も今でもあまりインフラが整備されていない国々もあるといえばあるが、エルクさんの話ではその国はもはや数えるぐらいしかなそうだ。その国でも、国際安全機構が主導となって、医療など人道的活動はなされているから、餓死やすでに治療法が確立され普通に直せるような類での死亡率はほとんどないしな」


「それだけ聞くと、この世界は僕たちの世界以上に良い世界ですね」


「しかし俺らの世界以上に戦火の火種が大きい。だから実際俺たちはこんな風にここまで来ているのだ。……どうせなら旅行で来たかったぜ。……っと、どうやらもう着くようだぜ。見てみろよあれを」


 人志が指をさす方向に視線を向けると厳重に監視されたゲートが見えた。当然のことながら軍がそこを警備し、戦車やこの世界特有の小型戦闘マシーン、いわゆるロボット。それが歩行型と飛行型が辺りを巡回している。この手のものは視界が360°見渡せるようになっているらしい。ただその精度は若干落ち、あまり遠くまで見ると逆に見落としなどの問題が生じるため、総じて見渡せる距離は短い。ただその距離に関しては確実に認識できるため、後ろから破壊にかかるなどの行動は通用しないのだ。


(これはスイーン以上の警備体制じゃないか?さすがはいまにも隣国のブルーンと戦争をおっ始めようとしているだけはあるな)


 謙也はその厳重な管理体制を見てそのような感想を持つ。


「あの小型マシーンは歩行型がヤークトフント、飛行型がフレーダマオスというらしいぜ」


 自慢げにそのように言う。その表情は楽しそうであった。


「どちらも単体でもかなり強いが、いざとなったら連携して戦闘にはいるからな。相手したら手強いだろうなぁ。まぁ、何か犯罪を犯したとかない限り普通やり合わないから多分無理だろうけど。ていうか国際手配もんだよな。そんな状況」


(この顔は俺の友人にいた戦車好きと同じ顔だ。人志さんもそいつを同じ人種なのだろうな……)


 すでに経験済みなのかすぐに人志がそういった類が好きなのを察した。


「そうですか。初めて見ましたよ。……しかしもう着くので降りる準備をした方が良いでしょう」


 多分話が長引くこともなんとなくわかっていたので謙也は早急に次の行動をすべきと主張し、話題を切り上げた。


「ん?それもそうか。仕方ないそうするか」


 どうやらそれは成功であった。特に文句を言うこともなく人志は準備に取り掛かった。



最後まで読んでいただきありがとうございます

今回登場した小型マシーン歩行型ヤークトフントとはドイツ語で狩猟犬という意味です。また小型マシーン飛行型フレーダマオスとはこれもまたドイツ語でコウモリと言う意味です。忘れていましたが、飛空挺デルフィーノのデルフィーノはイタリア語でイルカというそうです。またこれからもちょくちょくそういうマシーンの名前とか出てくるのでここで説明していこうと思います。


明日も18時に投稿予定です。お願いします。

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