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カニに生きカニに死す

親譲りの無鉄砲で損ばかりしている。

目が覚めると周りはぐらぐら揺れていた。そこが船の上かと気づく前に自分の異常な状態にも気づいていた。

体は縄でぐるぐる巻きにされ、身動き一つできない。顔だけ動かすと、右側に樽がずっと並べてあってその端に置かれている。

手をきつく縛られているらしく、動けない。左に上へ登る階段が見える。そちらから光が漏れて何やら声も聞こえてくる。

「聞いたか、おめえ。今年は蟹四天王の風のヒューイが来てるらしいぞ。このスルガ湾ももうおしめえだ。」

「おめえばかかよ、そんな迷信信じてるんじゃあ俺たち漁師おまんまくえねえや、なあ相棒」

「おうよカス」

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