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Flight25‐灰色の空(後編)




 さて、いきなり質問で悪いんだけど、君はオーブンで焼かれたことがあるだろうか?

 もちろん、僕はあんな狭い箱には入れないし焼かれたことなんてないし、あの箱の中で焼かれるグラタンやローストチキンの気持ちは分からない。

 ていうか、聞いた僕が言うのはなんだけど、焼かれたことないのが普通だと思う。




 でも……僕は今日、オーブンに焼かれる気持ちを理解した。









 今日は彩貴の強襲もなく、ゆっくり灰色の空の下を歩いて登校しいてた僕は……完全に油断してた。

 校門を通過した瞬間、彩貴独特の強烈な殺気を感じた僕は、回れ右して逃げようとした。

 ……けど、突然背中に業火のような高温が襲い掛かり、異常な熱に体を焼かれた僕は、その場に膝を着いて動けなくなった。

 そして数十秒間……体感時間は何分もあったけど、その灼熱地獄に僕がすべなく耐えていると、霞み始めた視界の前に雪のように白くスラッとした足が二本、立ちはだかった。



「作戦成功ね……パパ、もういいわよ」



 その声と同時に、僕の背中を焼いていた高熱は嘘のように消え去っていた。

 そして、俺がその足の主を見上げると……我が校の生徒会長様が、仁王立ちをしながら天使のような悪魔の笑みを浮かべていた。



「……さすがのアンタでも、最新鋭兵器の攻撃には反応できなかったみたいね?」



 生徒会長様……彩貴の発した『兵器』と言う単語を聞いた瞬間、ある兵器が僕の頭をよぎった……その名はアクティブディナイアルシステム

 米軍が暴動鎮圧などのために開発中の非致死性の対人兵器システムで、電磁波を照射することで皮膚の表面温度を五十度近くまで上昇させ、対象に火傷のような感覚を与えるという、トンデモ兵器である。

 射程距離は現段階で約五百メートル……たぶん校舎から狙われたんだろう。

 そんなことを考えてると……いつも間にか僕の眉間に、黒く冷たい拳銃の銃口がしっかりちゃっかりぴったり突きつけられていた。

 そして、その拳銃の引き金に指を掛けてるのは、どう考えても彩貴に決まっていた。



「さぁ、生徒会室に行きましょ? 聞きたいことたーーーーーっぷりあるしね」



 そう言った時の彩貴の顔は天使よりも女神のような、悪魔というより魔王のような笑顔だった。

 ……そして、そんな笑顔をされたら、いろんな意味で従うしかない僕だった。
















 そんなこんなで現在、僕は授業を受けることなく、生徒会室という名の監獄で、逃げようのない尋問を受けていた。

 色鮮やかな深紅のカーペットに傷一つない対面式のロングテーブル、黒く重厚感のある革張りの椅子……まるで大手企業重役の会議室のような生徒会室内部。

 その中で最も上位な上座にあたる生徒会長席に座る彩貴と、そのすぐ隣で次のくらいである副会長席に座る僕。

 いつもは生徒会のミーティングのため、ロングテーブルを向いている二つの席が、今はお互いに向き合う形になっていた。



 それにしても……あの源蔵クソジジイめ、あんな兵器まで彩貴に渡すんじゃねぇよ。

 ADSはまだ開発途中で、実際に運用はされてないはずだ……いや、あのおとぼけオヤジは、どんなものでも自分が気に入れば、金や危険性なんて眼中にしない人間だった。

 まったく迷惑な人間だ……でも、そうじゃなきゃ僕みたいなのを手元に置いて、更には修業させるなんてしな……



「駆ッ!!」



 僕の思考は、彩貴の大声と眉間に突きつけられた鉄塊の冷たさによって遮断された。



「……余計なこと考えてないでちゃんと質問に答えましょ?」

「ら、らじゃー……」



 彩貴に脅されながら僕は質問に……って、僕どんな質問された?


 ………………ヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいッッ!! 完全に考えごとしてて質問の内容全然聞いてなかったッ!!

 聞き直すか……いや、聞いてなかったことがバレたら殺されるッ!!

 こ、こうなったら話を誤魔化すしかない!!


 僕は取り合えず、自分の身にも関わる拳銃についての話題を振ることにした。



「それにしても彩貴……僕に向けてるものって本物?」

「私が紛い物を使うわけないじゃない。SIG SAUER社のMOSQUITOモスキートよ。安心しなさい。装填されてるのはゴム弾だから」



 やっぱり遊戯銃エアガンじゃないのか……

 彩貴の持ってる自動拳銃は、海外ドラマでよく登場するP226という拳銃を小型化したもので、暴発などの危険要素の少ない安全性・安定性のあるタイプである。

 名前の由来でもある小口径の使用弾薬はあまりメジャーではなく、ゴム弾があるか不明だけど……まぁ、なくても四谷の技術で作るんだろうな……ってッ!!



「この超至近距離に銃口がある時点で『あ、そうなんだ。よかったぁ〜』なんで絶対無理でしょ!? それにゴム弾が非致死性で実弾じゃないからって、この距離で撃ったら死ぬよッ!! しかも頭部ならほぼ確実に即死だって!! ていうか、ゴムって言っても輪ゴムとかゴムボールなんかじゃなくて、ボーリング玉の表面に使うようなものスゴい硬いゴムかもしれないだからね!! そこらへん分かってるッ!? わざわざその口径で作ったのは凄いと思うけど、こんな至近距離で撃ったら実弾と大差ないってッ!?」

「煩い煩い煩いッ!! うだうだ言ってると撃つわよ!!」



 彩貴の強烈な眼光と迫力の脅しに対して、僕はすぐさま口を閉じた。

 ほら、そこ、チキンって言うな。

 だって……まだまだ僕には未来があるのに、こんな所で死にたくない。

 僕が沈黙を始めて数十秒後、彩貴は僕を睨むのをやめて大きなため息を吐いた。



「まったく……聞いてないなら聞いてないって正直に言いなさいよ。聞いてないことより、それを誤魔化されるほうがムカつくんだからね」

「……えっ」



 彩貴に思考を完全に読まれていたことに、僕は驚きを隠せなかった。

 彩さんにはよく読まれるけど……彩貴には感情が不安定な時以外で読まれた時はなかったのに。

 当の彩貴は、僕が本気で驚いたことが不満だったらしく、ジト目で僕のことを睨みつけていた。

 ……ある意味普通に睨まれるより怖い。



「まったく、甘く見られたものね。私が伊達に何年あんたと一緒だと思ってんのよ。彩ネェみたいに心を読むことは出来なくても、あんたの癖は百も承知なんだからね」



 彩貴は銃口の照準を僕から外し、逆の手で僕の頬を流れるように撫でて……頬の摘む。

 そして、銃をテーブルの上に置いた後、もう片方の頬も摘む。

 微妙な力加減で摘まれてるため、痛みはない……けど、なんか、こそばゆい。



「あんたがよく喋る時は、何かを誤魔化そうとする時なんだから……」

「うっ……」

「元々、あんたは嘘を吐くのが下手でしょ? そんなあんたが私に隠しごとなんて十年……いや、一生無理ね」



 彩貴の瞳は僕を見透かすような真っ直ぐな視線を向けてくる。

 さすが幼馴染みってことか……僕のことは彩貴にはすべてお見通しみたいだ。



「あんたは嬉しいことがあればよく笑う。怒ってると口調が大雑把になって、気分がいいとやけに丁寧になる」

「……本当に?」

「本当よ。そうやって、驚いた時に一瞬黙るのも癖ね」



 やっぱり分かりやすいわね、と無邪気な笑顔を浮かべながら、彩貴は僕の頬をいろんな方向に引っ張る。



「そして……悲しい時は無理して平気そうに笑うし、辛い時はもっと無理して笑う。苦しい時なんて余計酷いわ……」



 彩貴は言葉を止めると同時に、僕の頬を摘むことを止めて、膝の上に置いてた僕の手を取った。

 僕が驚いて彩貴の顔を見ると……目線が厳しくて、ちょっと怒ってる感じだった。



「……でね、私が見るかぎり昨日と今日のあんたは無理して笑ってるの」

「そ、そんなこと……」

「そんなことあるのよ。あんたがなにをしてるかなんて分かんないけど、私にはあんたがどこかで無理してるのが分かるんだから」



 彩貴の手は怒った表情に反して、僕の手を優しく包み込む。


 ……彩貴の言う通り、僕は最近無理している。

 理由はもちろん、明日……美空さんとの約束である『四谷のメインサーバーへのハッキング』を果たすためだ。

 その準備のために睡眠時間はほとんど削ってるし、精神的にも辛い生活が続いていて、限界とまでは言わなくても、健康は維持できていない。

 周囲には心配かけたくないから、疲労の色を見せないように元気に振る舞ってた……読心術を使える彩さんまでも誤魔化せたけど、彩貴だけは誤魔化せなかったみたいだ。


 もう、幼馴染みだからというだけじゃなくて……彩貴は僕を一番理解してくれてるのかもしれない。

 そう思うと、自然に口が動いて本音を語りだしていた。



「……ちょっと、弱音吐くけどいい?」

「いいわよ」



 彩貴は一瞬も迷わずに、僕の手を握ったまま、ゆっくりと頷いてくれた。

 僕は感謝の意思をこめて、その手を少しの力で握り返してから、ちょっと本音を溢した。



「僕は昔、ある人を助けられなかった。その時、僕はその人と一つの約束をしたんだ」

「……約束、ね」

「そう、約束。僕はその約束を果たすために頑張ってきた。……けど、僕はその約束の意味を取り違えたのかもしれない。間違えたのかもしれない。そう思うと迷うんだ……このままでいいのかって」



 僕にとって『約束』というのは、命のように大切なものだ。

 僕が意味を履き違えてその約束を果たしても、それは約束を守ったことにはならない。

 そして今……僕は自分のやってることが正しいのか分からない。

 その迷いが僕の疲労を増加させているのは、自分が一番分かっていた。



「……バッカじゃないの」

「え?」



 僕は出すつもりのない、間抜けな声を上げてしまった。



 ……だって、いきなり彩貴の顔が視界いっぱいに迫ってたんだから、驚くに決まってる。



 彩貴は僕の手を握ったまま、おでこ同士を痛くない程度にコツンとぶつけてきた。

 ……いつもならビックリしてすぐに飛び退いてしまう状況だけど……僕は今、彩貴の視線に捕われて動けなかった。

 強い意志を宿した瞳が、僕から数センチにも満たない距離で、僕の瞳を射貫いて、僕の心を鷲掴みにしていた。

 その彩貴が口を開く。



「だ・か・ら・あんたが馬鹿だって言ってるの。なにが『かもしれない』よ。あんたは約束を守ろうとして、今まで頑張ってきたんじゃないの? だったら、それを続けなさいよ。間違ってたとしてもそれが分かるまでずっと続けて、間違えが分かった時に直せばいいじゃない」

「でも、もし手遅れになったら……」

「それはあんたが手遅れになる前に気づけばいいのよ」



 ある意味無茶苦茶なことを言いだす彩貴。

 僕からすると、ちょっと無責任な感じがしないでもない。



「……でもね、駆。私はあんたを信じてるから」



 だけど……彩貴は、僕にとって『約束』の大きさを知っている。

 それを知ってるからこそ、『そのままでいい』って僕の背中を押してくれてるんだと思う。

 ……だったら、僕は約束を守るために迷わず進もう。

 僕は彩貴に包まれてた手で、逆に彩貴の手を包み返す。



「……ありがとう、彩貴」

「べ、別にいいわよ、お礼なんて。……あんたが普通じゃないと、私も調子が狂うんだから、早く元に戻りなさいよ」

「大丈夫。明後日ぐらいには戻ってる気がするから」

「気がするってなによ。……まっ、駆らしいけどね」



 それから僕達は額を重ね合わせたまま、どちらともなく微笑み始めた。

 それがちょっと恥ずかしいけど、とても幸せな感じがして……なんか恋人同士みたいだなぁ……と思ったけど、口に出したら怒られそうだから、このことは彩貴には内緒にすることにした。















―――――――――――――――

















 美空に置き手紙を残して久しぶりに学校に来た私は、くもり空の下で……正直機嫌が悪いです。



「……なんかラブラブしてるですぅ」



 私は学校の屋上から、双眼鏡片手に伊達センパイの様子を観察してたんです。

 最初は生徒会室で生徒会長さんに銃を突きつけられて、伊達センパイは緊迫状態だったんです。

 でも……いつの間にか伊達センパイと生徒会長さんは、おでこが当たるぐらい顔を近づけて笑い合ってるです。

 その姿はお似合いのカップルみたいで……なんかつまらないです。



「随分つまらなそうだな」

「はい……なんか胸がムカムカして面白くないです。……確か、和泉センパイですよね」

「さすがに素人では足音を消すのが限界か……いつから気づいていた?」

「センパイが屋上の入り口に来た時です」



 私は伊達センパイから視線を外さないで、背後にいる和泉センパイと言葉を交わします。

 和泉センパイとは一度会ったことがありますから、気配はしっかり覚えてるんです。

 死角に敵をいさせるのは暗殺者として致命的なことですけど……和泉センパイからは殺気が一つも感じられないのです。

 和泉センパイの動きや気配からして、殺気を消せるほどの技量がないのは確実です……つまり、和泉センパイに私を殺す気はないですから、警戒しても無駄なのです。

 だったら、伊達センパイを見てたほうがいいのです。



「で、なんのようです? 友達の伊達センパイを守るために美海になにかするんですか?」

「心配するな。俺は今回の件に直接関わることはない。用件は別にある」

「なら、早くしてほしいです。私は忙しいのです」

「了解した。要件を手早く済まそう」



 会話が途切れてから、背後で和泉センパイが何かを取り出す音がするです。

 殺気はなかったですけど……もしかして得物を取り出してるのかもしれないですね。

 私は少しだけ背後に警戒を……




『あーあー……玲、ちゃんと音声入ってる?』




 声に反応して振り向くです。

 そこには眼鏡の奥から冷静に私を観察する和泉センパイ。

 最初に見た時にも思いましたが、和泉センパイは人間というよりまるで機械のような印象がするです。

 ……って、そ、そんなことより、私の反応した声は和泉センパイの声じゃなくて、和泉センパイの持ってるノートPCからのものでした。



『えぇ……美海さん、久しぶり。学校に来ないからなかなか会えないね。てか、生徒会の仕事が溜まってるから早く戻ってきて欲しかったりするよ』



 私に向けられたPCの画面には、さっきまで私が見ていたはずの伊達センパイの姿が映っていました。



『そんなことよりも……明日は先輩後輩じゃなくて敵同士として会うことになると思う……悲しいけど仕方ない。だって、君達は僕のことを恨んでるはずだから』



 映像のセンパイは微笑んで……でも、それが逆に痛々しいほど悲しそうでした。



『でも、これだけは覚えてて欲しい。僕は君達と戦いたくはないってこと。そして……僕は遠呂智になったとしても、嘘の約束はしない。約束は必ず守るから……って言っても信じてもらえないかもしれないけどね……それじゃあ』



 PCの映像は予想よりも早く終わって、画面はブラックアウトしました。

 一分にも満たない映像です……それでもセンパイの悲しすぎる笑顔は私の中に強く残ってるです。



「俺は駆に、この映像を今日中に和倉美海に見せるように言付けを頼まれた」

「……」



 私は黙りこくって役目を終えた真っ黒な画面から、生徒会室にいる伊達センパイに視線を移すです。

 私の目に映るのは、もうおでこを離して、椅子に座りながら生徒会長さんと楽しそうに話してるセンパイ……さっき映像で見た悲しそうなセンパイの姿はないです。

 悲しそうなセンパイと楽しそうなセンパイ……なんでこんなに違うんですか? どっちが本当のセンパイなんですか? あんなに優しいセンパイが……本当にパパとママを殺したんですか?

 分からない……センパイがなにを考えてるか全然分からないです。



「……もう行っていいですか?」

「あぁ、駆に頼まれた依頼は済み、俺の用件は終了した」



 頭の中がグチャグチャになった私は、和泉センパイの横を通って出口に向かいます。

 すれ違った一瞬、和泉センパイは私の目の前に四つ折りにされた手紙のような一枚の紙を出してきたのです。



「恋文等ではないから安心しろ……これは駆ではなく俺個人からの譲渡品だ。興味があれば読め。興味がなければ捨てればいい」



 目の前に出された白い紙……そこになにが書かれてるかは分からないですし、和泉センパイが私になにかを渡す理由がわかりません。



 ……それでも、私はその紙に興味を持ったんです。



 私はその紙を受け取ってから、一目散に出口に向かって屋上から出ていきました。















 ‐遠呂智のハッキング予定日まで、あと一日‐







 私は後書きとは違うんだ。(某元首相の発言風)




 はてさて、個人的な用事等によって執筆が進まなかった神酒です。

 前回の予告……『駆と彩貴』は実現できたけど『駆と美海』『駆と玲』は省いちゃいました……えへへ(笑ってごまかすな)




 ええっと……前回の後書きで人気投票とやってほしいシチュエーションを応募したところ……なんと三人も意見を頂けました!!(マジ嬉)

 人気投票は、まだ発表しませんが、シチュエーションだけは発表します。



『美海と美空の生活の様子』

『駆と彩貴のほのぼの』

『ごったごたの後、彩貴とデート』



 なんか……最近影が薄くなってしまった彩貴が、ちゃんと出れる機会が増えますね!!

 この三つは番外編候補+本編に使用する可能性絶大です。


 これからも人気投票とシチュエーション希望調査はしばらく続きますので、是非とも清き一票とよりよい意見をよろしくお願いします。


 人気投票で一位に輝いたキャラは……何しましょうか?




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