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ゆっくり達の基礎から始める小説講座!  作者: 面沢銀
第禁章 禁断の宿命を背負い終焉へ
62/63

†EPⅡ『禁断の宿命を抱きし者達へ THE ディスティーチルドレン』†

 さん



 にぃ



 いち







挿絵(By みてみん)





面「こんにちは、講師の面沢銀です」


サ「こんにちは助手のサヴァ子です……。なんつーか、仕方がないとはいえサブタイからどういう講座の内容なのかサッパリ掴めませんね」


面「その通り、今回はまさにそういう話なんだよ」


サ「ん、どういう事なんですか? ……とはいうものの、ご主人とも長い付き合いなので言いたい事の意味する事はなんとなーく予想がつくのですが」


面「ほぅ、それでは今回はサヴァ子の方から回答を提示してみようか」


サ「結論ありきになってしまうような気がしますが。これって『凄そうな気はするけれど、結局のとこ何を言ってるのかわからない』って事ですよね?」


面「正解(ナイスショット)


サ「その受け答えも地味にウザイ!!」


面「第四回と第五回でやった『自己満足に潜む罠』でやった内容を覚えているかな?」


サ「ムフフフ、サヴァ子はもちろん覚えていますよ。忘れちゃった人は読み直してくださいね」


面「読み直さなくても良いように簡単に説明すると、設定に懲りすぎると単語だけではわけがわからなくなる。って話なんだけどね。これは比喩表現にもあてはまるんだ」


サ「今回のタイトルのようにって事ですね。それでもニュアンスだけは伝わるかな……? でもでも、ご主人。物語によってはそういう表現にならざるをえない事もあるんじゃないですか? それも厨二病なのです?」


面「確かにそう表現するしか伝えようが無いって事もあるだろうけど、だいたいの場合はそういう表現しかしようが無い時点でソレである場合が多いね。最初にも言ったけど、厨二病否定ではなく、こうなったら厨二病って話だから別に駄目って事じゃない」


サ「なるほど。知らずにそうなってしまっているのと、知っていてそうしてるのでは話が違いますからね」


面「個人的な所感だと、知っていて厨二病にしている人は完成度が高い事が多いね。当然と言えば当然だけど」


サ「使いこなしているわけですから確かにそうですね、ですがそう言われるだけではどこかピンと来ませんね。何か例は無いですか?」


面「状況と受け取り方次第だからこれが正解って事は無いから難しい、個人的に無駄に小難しい表現を使うなら統一しきった方が良く感じる」


サ「うーん、厨二病と一口に言っても難しいですね。だけどご主人、それでは今回の講座の意味がしっかりと伝わらないと思います。まとめるならば『小難しい表現で内容がよくわからなくなる』って事じゃないですか。では、それって元々から厨二的に変化してるって事ですよね」


面「そういう例をあげるなら簡単だぞ?」






普通:今日はいつもより仕事が忙しくて、疲れてしまった。


厨二:繰り返される日常、その中で今日という日は残酷だった。





サ「お……おう」


面「ね、簡単でしょう?」


サ「この場合『いつも』が『繰り返される日常』に変化してるわけですね。なんか具体例を見せられると、確かに何かキツイ物がありますね」


面「表現が『残酷だった』って過剰になっている分『忙しい』『疲れた』っていうニュアンスを一まとめに読者は受け取る事ができるんだけど、説明した通り『伝わりはするものの、何のこっちゃわからない』って感じになってると思う」


サ「確かに。 ……でも、何ででしょうね。難しい表現になってるだけでこうも厨二病っぽく感じてしまうなんて。これじゃ古典なんて厨二病のオンパレードじゃないですか」


面「全部とは言わないけど、そういう視点で見れば古典なんて結構な厨二病だったりするんだけどね。でも、サヴァ子の着眼点はいいよ、それでは次回は『どういうわけか厨二病っぽく感じてしまう単語』について触れてみようか」


サ「おお、そんな物まであるとは」


面「あるよ、それも結構な数で」



面サ「「それでは次回までAu revoir」」

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