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ゆっくり達の基礎から始める小説講座!  作者: 面沢銀
第禁章 禁断の宿命を背負い終焉へ
61/63

†EPⅠ『見果てぬ夢を追うもの達へ THE ペインフルドリーム』†

 さん



 にぃ



 いち







挿絵(By みてみん)





面「こんにちは、講師の面沢銀です」


サ「こんにちは助手のサヴァ子です……。いや……ご主人、これは一体何が始まろうとしているんです?」


面「今回から()回ほど使って厨二病によくある文章や設定などを追求していこうと思ってるんだ」


サ「こいつは……おお、マジで震えてきやがった……。それにしても、どうしてそんな事をしようと思ったんですか?」


面「僕も自作を書いてるうちに色々と思う事があったんだよ。ちなみに現の責任等の現代大河伝奇シリーズは第二部まで完結していますので是非、読んでくださいね」


サ「サヴァ子の書いた美少女SFワイルド・ワイルド・ガールズも完結しました。ページ上部の小説情報あたりからジャンプして読んでね。絶対ですよ」


面「ダイレクトマーケティング(※1)はこれくらいにしようか」


サ「感想とかも待ってますからね!」


面「いや、もういいから」


サ「さて、ご主人。厨二病といってもいろいろとあると思うのですが?」


面「うん、そうだね。先に言っておくけど別に厨二病が悪いというわけじゃないんだ。わざとそれを突き詰めるのは個性や作風だし、突出させるのにも技術がいるしね」


サ「最近だと進撃の巨人(※2)の主題歌を歌ったLinked Horizon(※3)とかね。アニメにもなった格闘ゲーム、BLAZBLUE(※4)もそうですね」


面「どっちも厨二チックと言われているけど、それじゃサヴァ子。そもそも厨二病っていうのは何だと思う?」


サ「うーん……? 具体的にと言われると困りますね。世間一般的には『ハンパに悪ぶったキャラを演じたり』とか『マイナー嗜好な俺カッケーに酔う』とか『実は俺は天使と悪魔の力を宿しているとか言い出す』とか。そういうのが厨二病って呼ばれてますね」


面「うん、思春期特有の自己確立から来てるね。『学校の授業なんて何の役にたつんだ……』みたいに変に反発したりとかね」


サ「サヴァ子は今でもそう思うけど?」


面「コイツ……二十代を半ばにしてまだ……。ここの読者層は若い方が多いので先輩からの忠告として言っておきますが。学校の授業は役にたちます。例えば君達が触っているPCなりスマホなりも数学、科学の技術です。歴史等は一般教養。そういう物の基礎に幅広く触れる事によって自分の特性や興味のある分野に到達するためのものです。だから、君達はちゃんと勉強した方がいい」


サ「うわー、ウゼー大人がいる。勉強なんてしなくても、ちゃんと明るく挨拶ができれば大丈夫なもんだよ」


面「それも真理だから困る」


サ「ご主人、脱線してるよ」


面「おっといけない。でも、これも文章における厨二病の一種です」


サ「そうなの?」


面「そう『無駄に説教臭い』も厨二病的文章によくある事だよ、言ってる事は綺麗事で精神論だと完璧です」


サ「おおっ、そう言われると何か納得してきた」


面「よくある展開というか台詞だと『誰かを犠牲の上に築かれる平和なんて意味がない!!』とかね」


サ「誰かの部分がヒロインの名前だと完璧ですね」


面「で、それを正当化するための長ゼリフなんかが入るっていう。見た事あるんじゃないかなって思います」


サ「あるある、そういうのはいけないと?」


面「いや、そうじゃない。それはそれで王道な展開だしね。逆に『世界のためにヒロインは犠牲になったのだ……』とか主人公が言い出すのは斬新だとは思うけど、読みたいとは思わないだろう?」


サ「確かに凄く斬新! でも、読みたくない!!」


面「中身があるというか、娯楽性の追求っていう部分では良いと思うんだ。そこに深い部分があるかどうかはおいておいてね。例にあげたのもそうだしね。今回から学ぶのは駄目な厨二病を知って、そういう事をしないようにしようって事」


サ「良いとか悪いとかあるんですか?」


面「そりゃあるよ、今回のタイトルとかまさにそう」


サ「気がつかないフリをしてましたけど……言われてみるとスゲー納得しました。背中がムズかゆくなるのは何故です?」


面「今回のサブタイトルみたいな奴の何が駄目なのかというと『何かを伝えたいような雰囲気が出てるだけで具体的には何も伝わってこない』のがいけない」


サ「確かに何のこっちゃわかりませんね」


面「内容がそれに伴っているならいいと思うけど、まるで関係ない話をしてるからね。そのくせ『達へ』って投げかけてるからね」


サ「内容や言い方はともかく、ところで脇の記号は何ですか?」


面「ダガーって入力すると出てくる記号だよ」


サ「何の意味があるんです?」


面「意味など無い、格好いいからだ!!」


サ「格好いいか? ってかそもそもどういう意図で作られた記号なんだよ?」


面「本来は脚注の意味で使われる記号。だから次回からは(※)ではなく(†)にしていく」


サ「い、痛々しい……」


面「そう、中身以上の事を無理に見せようと着飾ってみせても痛々しいだけなんだ。だから、そうならないように、次回から本格的に読んでて『キツイなー』っていう部分に突っ込んでいくよ」


サ「あとEPⅨもこの解説に使うのか……」


面「まぁ、ガチで使っちゃってるお年頃の子は『かっこいいと思ってたけどこんな風に思われてたのか……』そうじゃない方は『あるある』と笑っていただければいいと思います」


サ「なるほどねー。ところでご主人」


面「何だい?」


サ「現代大河伝奇も思わせぶりで副題までついた痛々しい章のタイトルですよね?」


面「なっぷ!?





面サ「「それでは次回までゆっくりしていってね!!」」




※1

隠す事などなく宣伝する事。面白いから読んでね!!


※2

別冊少年マガジンで連載されている漫画。

謎が謎を呼ぶ展開、主要キャラでも死の緊張感が付きまとうスリルが素晴らしい。以前から話題であったがアニメ化に伴い人気が爆発した。なにだかんだとテレビの影響力は未だに根強いものである。

個人的に内容もさる事ながらネットに流れる展開予想をギャグにして昇華する嘘予告に作者の底知れなさを感じた。

度々『絵がヘタだ』と言われ作者も気にしているようだが、絵の上手さと漫画の上手さは違うので気にしないでほしいと思っている。


※3 Revoを中心とする音楽クリエーター集団。本来の名前はSound Horizon。物語仕立ての楽曲や、楽曲に散らばめた謎。ルビが無ければ読めない歌詞など無茶苦茶で魅力のある世界観が根強いファンを生んでいる。

ちなみに面沢は曲だけなら『魔法使いのサラバント』が好きである。

コンサートは興味があるなら一度は足を伸ばしてみる価値がある。超重力!


※4 アークシステムワークスが送る格闘ゲーム。格闘ゲームには珍しく妙に凝った世界観がある。

懲りすぎててシリーズをやっている人もよくわかっていないレベルである。

悪い中二病をメガ盛にした結果『もうそういうものだから』と市民権を得た珍しいケースである。

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