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ゆっくり達の基礎から始める小説講座!  作者: 面沢銀
第三章 文章のルールを学ぼう
36/63

第三十六回『小説における記号の使い方(後編)』

 さん



 にぃ



 いち







挿絵(By みてみん)





ア「こんにちは、講師のアッシュです」


サ「こんにちは、生徒のサヴァ子です。今回は記号の使い方の続きなんですね」


ア「記号の使い方としては今回で最後だね、それじゃいってみよー!」


サ「前回は空白をあけるといった話でしたが、それはどういう意味なんですか?」


ア「『!』『?』といった記号を文の途中で使う時は記号の後に半角か全角の空白をあけるんだ。気にしてみないと案外気がつかない事だったりする」



例「何ぃ!? それは真実(まこと)かぁーーー!!」 



サ「何ですかその例文のチョイスは……」


ア「その昔、コミックボンボン(※1)で連載されていた餓狼伝説(※2)に出てくる台詞だよ。そんな事より、間のインテロバングの後ろに小さな空白があるのがわかるだろう?」


サ「確かにそうですね、手元の小説を見てもどういうわけか半角か全角のスペースがあります。しかし、どうしてスペースを記号の後ろに挟むのですか?」






挿絵(By みてみん)





サ「相変わらず説明がおざなりすぎる!!」


ア「なんでも質問すれば答えてもらえると思うなよ小童が! そういうルールなんだ理解しろ! 投稿作品では減点対象になるだろうし、気にする人に指摘されたくはないだろう! 私自身としても、このシステムは意味がわからん。おそらくは出版の都合か何かだろう! 気になるなら自分で調べるといい、それも立派な修行の一(・・・・・・・・・・)つだ(・・)


サ「ぐぬぅ!? そんな事を言われたら言い返せませんね」


ア「ちなみに記号の後ろにスペースを開けるといったが例外もいろいろある。『」』(カッコ閉じる)の直前には空白をあける必要はない。あと文の途中でも『……』の後ろには必要ない」


サ「めんどくせぇな記号のルール!!」


ア「そんなに多くもないし難しくもないんだから、やるやらないはともかく覚えるだけは覚えるんだ。個人的な意見だけど、これができてないってだけで減点とか、指導の対象とかアホらしいと思ってる。いつまでたっても高校球児が坊主でなければいけない風潮(※3)なみに意味がないな!!」


サ「そういうところはご主人も言いそうですね」


ア「何でや! 面沢は関係ないやろ!!」(※4)


サ「どうしてそこでムキになるんですか!?」


ア「話の勢いみたいなもんだよ、とりあえず最低限覚えなければならない記号のルールはこれで全部かな」


サ(うーん……どうもアッシュさんはご主人の事となると感情的になるような……? いったい二人はどういう関係なのやら?」


ア「ちなみに半角と全角の使い分けの基準はよくわからん。私は全角だと空白が大きすぎてなんか気に入らないから半角にしている。問題だったら置換で一気になおしてしまうといい」


サ「なんか強引に締めようとしていません?」


ア「うっさいな! 次回は句読点の打ち方を簡単に説明するよ」


サ「はーい」

サ(まぁ、今は深く詮索してもいけませんね……。そもそもご主人はどこに行ってしまったのやら)



アサ「「それでは次回までゆっくりしていってね!!」」

※1 一時代を築いた児童誌、現在は休刊している。現在も刊行されているコロコロコミックのライバル雑誌的な立ち位置で、ガンダムのプラモデルやロックマンなどを全面に打ち出していたが、徐々に尻すぼみになり惜しまれつつも歴史に幕を閉じる事になる。

コロコロとボンボンを両方買っていた家は間違いなく上流階級であった。


※2 コミックボンボンに連載されていたSNKの格闘ゲーム『餓狼伝説』のコミカライズ作品。

……ではあるのだが、オリジナル要素が強く全くの別物にあっている。キャラクターは当然のようにオリジナル必殺技を使用し、主人公のテリーの外見もゲームではジーンズにスニーカーという姿なのだが、この漫画版では白タイツにプロレスシューズという奇抜な出で立ちで描かれている、なぜだ。(3のコミカライズでやっと修正? される)

いちいちこの作品に突っ込んでいたらちょっとした長編が書けてしまうのだが、この通称ボンガロはそういった要素から今でも多くの人に愛されている。

ちなみに有名な技に「サニーパンチ」というものがあるが、別にオリジナルではなくテリーの通常技の名称を絶叫しているだけである。


※3 高校球児はもれなく坊主である。最近は緩和されてきたようだが、依然として多くの高校球児は丸坊主である。五厘!

別に茶髪で長い髪を認めろというわけではないが、そうしたくないからという理由でサッカー部に入部した友人を持つ私は、なんとも損な風習なのではと感じている。


※4 阪神ファンがトラウマを掘り起こされた際に発したフレーズで、使い勝手の良さから改変され、多用されている。ちなみに面沢は横浜ファンである。

そう言いたいのはこっちだ。

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