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ゆっくり達の基礎から始める小説講座!  作者: 面沢銀
第二章 文章の基礎を学ぼう
24/63

第二十四回『主人公(登場人物)のプロットを考えよう』

 さん



 にぃ



 いち







挿絵(By みてみん)





面「こんにちは、講師の面沢銀です」


サ「こんにちは、美少女天才魔道士(※1)のサヴァ子です。さて、今回はご主人が地に落ちた威厳を取り戻すため無駄な努力をするお話ですね。それで、苦し紛れに口をついた主人公のプロット(・・・・・・・・)の作り方とやらを教えてみてくださいよ」


面「いじめっ子かお前は!」






挿絵(By みてみん)




サ「ねぇ、前回まで生徒だったグレーターニンジャに煽られてどんな気持ち?」


面「今回はサヴァ子が煩わしいので僕が主人公のプロットとして考える物をまず羅列します」



・主人公(登場人物)はどのような人物か。

・物語の結末を迎えるにあたって、登場人物はどのような役割を与えられ主人公とどういう関係を持つのか。

・物語が走り出す事によって、主人公の人生はどのように変わるのか。

・主人公が幸福を感じるときや、大切なものは何か。

・主人公はどのような能力を駆使して物語と向き合うのか。

・主人公は挫折を味わった時にどのような行動をとるのか。

・主人公の選択によって、まず何が起こるのか。

・起きた事によって主人公は何を思うのか。

・主人公の選択により、他の登場人物はどんな影響を受けるのか。

・主人公は敵対者をどのように捉えるるのか。

・主人公は物語を結末を迎える事によってどのような成長を遂げるのか。



面「主人公のそれらに、加えて登場人物の全てに最低限これらは考えます」



・登場人物はどのようなコンプレックスを持っているのか。

・登場人物は過去にどのような経験をしているのか。

・登場人物は何に対して感情をあらわにするのか。

・登場人物は何があると自分を犠牲にしてしまうか。

・主人公と出会う事によってどのような心境の変化を受けるのか。

・物語の結末において主人公に対してどのような感情を持つのか。






挿絵(By みてみん)




面「少なくても僕は登場人物全員分の(・・・・・・・・・・)これらを考えたうえ(・・・・・・・・・)で……サヴァ子どうした!?」


サ「え、この読むのも面倒になるような項目数をご主人は全部頭の中で整理してるんですか?」


面「あ、ああ。登場人物の数だけ(・・・・・・・)やってるよ」


サ「大好き」


面「はっ!?」


サ「ご主人様、大好き」


面「うわっ!? 気持ち悪っ!! 寄るな、触るな、囁くな!!」


サ「そんな事を頭の中で考えてるんですか? 『星のアスクレピオス』なんて三十人くらい登場人物いましたよ?」


面「僕はもう慣れてしまっているからわりと平気なんだよ。『現の証拠』は最終的に百人くらいになるのだろうし。」


サ「そんな事を頭の中で整理しているんですか……サヴァ子は自信が無くなってきました」


面「だから書き出す必要がある。それが正しいプロットだと思うよ。僕はここまで登場人物について考えを巡らせるからほとんど物語の方の構成は作らないしね」


サ「最初と最後しか考えないんでしたよね」


面「いや、起承転結のパート事に始まりと終わりを考えてる。現の証拠では一話事に起承転結を考えるのだけどね」


サ「一話完結だと確かにその必要に迫られますからね」


面「物語のプロットを多くするなら登場人物のプロットを減らしてもいいしね。前回も言ったけど、そこら辺のバランスの割合は自分で編み出していくしかないね」


サ「なれるまで練習という事ですね。……思えばご主人って主人公を二人にしますよね?」


面「これは僕の作風になっちゃうからな~。星のアスクレピオスでは瀬賀千鶴と防人あさぎ、現の証拠では長瀬淳也と伊達政宗、クロブチメガネ!だと黒縁要とモーデル。U・N・オーエンの告白では田中大介に来宮晶と基本的に作品に二人主人公を出すようにしてるね。どうしてかと言われると僕が書いてて楽しいからとかいろいろあるんだけどね」


サ「ん……そうなると上の流れを二人分やるんですか?」


面「そうだよ?」


サ「大好き」


面「気持ち悪いわ!!! 次回は起承転結についてです」



面サ「「それでは次回までゆっくりしていってね!!」」



※1 スレイヤーズの主人公、リナ=インバースの自己紹介の名乗り。面沢はこれで萌えを知った。

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