第二十二回『そもそもプロットって何なの?』
さん
にぃ
いち
面「こんにちは、講師の面沢銀です」
サ「こんにちは、助手というか生徒のサヴァ子です。今回はプロットですね。サヴァ子も単語としては知ってますけど、具体的にどういう物なのですか?」
面「一般的な表現だと物語を書くうえでの設計図などと呼ばれているね」
サ「言葉の言わんとする事はわかるのですが、もうちょっとこうわかりやすく教えてほしいんだな」
面「大丈夫だよ。面沢さんにまっかせてー!」
サ「な、何そのキャラ!? キモイ!!」
面「厳密に言えばそもそもこれまでのキャラクターを考えるという事や、どういった読者層を対象にするかという事もプロットに含まれているんだけどね。伝言ゲームよろしく「いつ」「どこで」「だれが」何をしたか」っていう事を前もって決めておこうっていうのがプロット。少し訂正するなら「何をして」「どうなったか」というところまで決めるんだ」
サ「職場の伝達みたいな話ですね……専門用語なんか使うから身構えてしまいましたけど案外そう考えると簡単なのかもしれません」
面「物語を作るのは難しい事じゃないさ・難しいのは書いて、伝える事なんだ。誰だって妄想をするだろう。その妄想をより細かく、具体的にしていくのがプロットという物なんだよ」
サ「サヴァ子はよく学校にテロリストが襲ってきて、一人だけ上手いこと捕まらなかったサヴァ子がバッタバッタと倒していく妄想をするのですが、これもプロットに起こせるんですか?」
面「……まぁ、おこせるけどさ。サヴァ子って今年いくつになるんだっけか?」
サ「レディーに年齢を聞くなんて、ご主人はとんだ犬畜生ですね! とまぁ、以前にチラリと触れましたがサヴァ子は二十代半ばです」
面「中学生みたいな妄想をその歳でしちゃうとかとんだ恥ずかしガールだな!」
(なかなか夢があっていいんじゃないか。僕だってそういう妄想をする時があるよ)
サ「……ご主人、本音と建前が逆ですよ」
面「おっといけねぇ! でも、小説を書くという事はそういった妄想を形にするという事でもあるんだから恥ずかしがる事ではないよ。恥ずかしい物ができるかどうかは皆さん次第ですけど」
サ「この講座を読まれている方の中には、その過去の汚点を見られるくらいならケツの穴を見られた方がまだマシだという黒歴史ノートを持っている方もいるのではないでしょうか?」
面「そうならないように、次回はサヴァ子の妄想を例に簡単なプロットにしてみたいと思います」
面サ「それでは次回までゆっくりしていってね!!」」




