第十五回『書いた作品を見直そう』
さん
にぃ
いち
面「こんにちは、講師の面沢銀です」
サ(ドヤアアアアアアアアアア!!!)
面「予想通りの反応だ。よし、見てみよう!!」
サ「そうは言っても、どうせサヴァ子の才能に嫉妬しまくってるんでしょう?」
面「まず、冒頭。書き出すのに困っていたようだけど。まさか、読みきりでこれまでのあらすじを持ってくるとは思わなかった」
サ「斬新だろぅ? ハイカラだろぅ?(※1) ワイルドだろぅ?(※2)」
面「そうだね。実に型破りだ……。そしてこのなんだ……。端的というかスピード感のみを極限にまで追求したかのような戦闘シーン。これには驚きを隠せなかったよ」
サ「これはサヴァ子も書いてる時はノリにのってましたね」
面「そして唐突に出現する敵、結局のところコイツは因縁どころか名前もわからんな。そして同じように突如として沸いて出てくるヒロイン……」
サ「ご主人が『余計な設定はいらない』と言ってましたから、でも、言われてみると確かにちょっと唐突だった気がしますね」
面「そして最後はアメリカ映画のようにキスで締めと。まぁ、絵的にはまとまった終わりだし、初めてにしては良くできてる! 本当、天才なんじゃないかな?」
サ「もっと誉めてくれてもいいのよ?」
面「と……言うとでも思っているのか?」
サ「ブロリー!?」(※3)
面「といっても初めてだからね、厳しい事を言うつもりも無いよ。形として残せただけでも良くできましたと誉めてあげよう。さて、冷静になって見直してサヴァ子。自分の作品をどう思う?」
サ「まぁ……悪い奴を倒すっていうアクション映画みたいな展開を踏襲していたのだと思います。サヴァ子が書きたかったのはそういう物ですし」
面「そうだね、その一貫性がブレなかったのも誉める点かな。実は初心者はただ書くだけでその作品を書く事でどういう事を伝えたいのか、それを説明できないケースが多いんだ。単純な娯楽作品を書くと考えて、それを追求した点は誉められるところだね。じゃあ、そのアクション映画になぞらえてこの作品は何がどう駄目だったのかを次回から見直してみようか。こういっちゃなんだが具体的に駄目な点はいっぱいある。」
サ「なんか読み返してみるといろいろ駄目ところが見えてくるような。読み返しは大事ですね。わかりました、なんかドキドキしますね!」
面サ「「それでは次回まで、ゆっくりしていってね!!」」
※1 ペルソナ4の主人公の台詞。ゲームも面白かったがアニメの出来が非常に良かったため話を追うだけならアニメの方が良かったりする。
※2 なんだか素朴で個人的にスギちゃんは好きである。
※3 ドラゴンボールの劇場版で3作に渡ってボスを務めた。利用されていたとはいえ、子供の頃に隣で寝ていたゴクウの泣き声を怨んで地球まで追いかけてきたあげく、ヘドロみたいになっても追い続けるというハタ迷惑な執念深さを持つ。そのくせ肝心のゴクウとは一度しか戦えていない。
「その身体に聞いてみるか!!」と凄んだかと思えば「ブロリー……です……」と低いテンションになったりと躁鬱が激しい。




