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ゆっくり達の基礎から始める小説講座!  作者: 面沢銀
第一章 基礎の基礎からとりあえず書いてみるまで
13/63

第十三回『面沢のエッセイ その1』(読み飛ばしてもOK)

 この講座は。

 振り返ってみると『講座』などという、ご大層なお題目を掲げられるような内容ではありませんね。

 ですが僕個人としてはそれで良く、そうあるべきだと思っています。

 そうなってしまった言い訳とも弁解ともつかない話を少しだけしようかと思います、そんなわけで別に講座ではないのでサブタイにあるように興味が無ければ飛ばしてしまってください。


 第一回にも書きましたが文章を書く為のハウツー本であったり、解説サイトであったりといった存在は多数目にしてきましたが、そのどれもが形式ばっていて何とも読んでいて肩のこるものでした。

 それを悪く言うつもりはありません、むしろ『講座』とはそうあるべきでしょう。

 加えて言うならこの『講座』よりも情報量は多く、半分以上わけのわからない茶番で構成されているものとは違い、当然の事ながら解説として理に叶った作りになっています。


 それでも僕の『講座』が意味を持たない、必要の無い物だとは思いません。

 いずれこの『講座』でも触れる話になると思いますが、僕の『講座のテーマ』は文章を書く知識を教えるとか、与えるとかそのような分不相応な思いから書いているわけでもなければ、プロの作家を養成するための教科書にする気もありません。

 あくまで文章を楽しく書くための考えや技術を共有したいという思いから書いています。


 アイディアをストックする、資料を集める、プロットを作る、読者層のリサーチやターゲッティング、構成の細分化、文章の技術の向上、他にも沢山の事柄。それは全て大事です、だからこそ実に(・・・・・・・)くだらない(・・・・・)

 そんなものを志を持ったばかりの初心者に最初から伝えても、大切だったとしても意味なんてありません、そもそも理解できるかさえ怪しい。


 これは伝える側のジレンマです。自分は知っているのだから、知らない人の感覚がわからないからです。

 ただ伝えるだけなら既存のハウツーのように知識を垂れ流すだけでいいのですが、それじゃ伝える側も面白くありません。

 何度でも言いますが、書き手も読み手も楽しくなければ意味が無い。


 僕の感覚としては文芸部の後輩が先輩と世間話をしながら、やり方を教わっているというのがベストです。

 皆さんも振り返ってみてください、先生に教科書通りに習った事も大切な知識となったでしょうけど、そういった何気ない話から得た物はテストにこそ出ないものの、知識としては浅くても、心に残ったものがあったんじゃないかと思います。

 こまかな技術は数多のハウツー本や指南サイトに丸投げして、僕は贅肉といっても過言ではない部分を多めに続けていこうと思います。


 そんなわけで頼りの無い講師の面沢の指導による、無駄に自信家なサヴァ子のドタバタ成長劇を今後ともよろしくお願いします。


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