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第一話 不穏

初の小説を書きました、妄想を詰め込んだ作品となります。

「ふわぁ…あ…ねむ」


一人の少年が日差しに目を刺され、ベッドから起き上がり、そう一言放った

今日は金曜日、学生なら少しテンションが上がる日だ


だがこの少年は楽しみがなかった、ただいつも通り普通に過ごして普通に寝るつもりなのだろう

でも、この日はだけは、身体に刺激が走る一日なるのであった…


「いつも通り10分前に教室に入ることが出来たな」


「あ、山形勝井じゃん、おはよう」


「おう、なんでフルネームで呼ぶんだ?勝井だけでいいだろうに」


「んー…わかんない!」


「はは、なんだそれ」

この女は有橋霊砂、風紀委員長であり、成績優秀、容姿端麗、というパーフェクトのこの女


だが勝井はこの女の過去を知っているのでこんな完璧な女とは付き合うつもりはない

というかそもそも恋愛に興味がなく、なんなら苦手だからだ


「明日から休日だ〜」

「バイト漬けの?」


「違うわよ、友達と服買いに行くの」


「あそう、まぁ楽しんでこい、金欠にはなるなよ?」


「あんた私がどんだけ買うと思ってんのよ」

「ご想像におまか─」


ドンッッ!!!


教室はさっきまで人の笑い声やペンを走らせる音だらけだったのが、ひとつの大きな音で教室が静まり帰った


「は?何それ、いいから早く来いって!」


「…はい」


「ちっ、声ちっせーな、ちゃんとハキハキ喋れよ!」


そしてまたドンと大きな音が響き渡る

どうやら一人の女の子が二人の女に絡まれているようだ


だがあれは喧嘩と言うよりかはいじめだろう、明らかに二人が一方的である


「ねぇ…あれって…」


「…いじめだな」


「…行くの?」


「……状況による…下手に動くとダメになるからな」


「早く来い!」


「分かり…ました」


どうやら弱気な女の子が人目のつかないところに連れて行かれるらしい、そうする理由は悲鳴が聞こえないようにするためか、なにか犯罪を犯そうとしているのだろう


「…ッチ」


「あ…勝井」




「んじゃ、早いとこやっちまおうか」


「よろしく〜こーくん」


「任せろ、三回だな?」


「おらよっと!」


ボスッッ


「は?何あんた、邪魔なんだけど」


「…え?」


「…バカだな…俺は……もうこんなことしないって誓ったのに」


弱気な女の子が女二人に連れて行かれた場所は上靴で歩ける体育館裏

そこで少しガタイのいい男が待ち構えており、弱気な女の子の腹を三回殴ろうとしたらしい

だが勝井は弱気な女の子を助けるために盾となった


「なんだお前は…?さっさとどけぇ!」


男が顔面に大振りの拳を振りかざそうとした、きっと当たれば鼻血は出るし、最悪鼻も折れる

でも、遅かった


「おっそ」


「ごふっ…あ、ああ…」


バタッ


男が倒れ気絶しているのを理解した瞬間女二人は悲鳴をあげてそそくさと逃げていった

内心ダサいなと思いつつ教室に戻ろうとしたその瞬間


「ま、待ってください!」


「え?ど、どした?」


「あの…山形くんですよね…?あの、その…助けてくれて…ありがとうございます」


「…気にすんな、もう朝のホームルーム始まるぞ、早く教室戻れ」


「あ、あの!」


「放課後、屋上に来てくれませんか!?」

※ この作品はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。


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