表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界召喚はもういらない  作者: るぷるぷ
11/40

変化する日常⑤

「アカンな……」




 田舎町には珍しい高層マンションの最上階。中古でありながら、広さと設備の豪華さから築年数を感じさせない4LDKの一室で、ソファーに寝転んだナギは今日のプリを眺めていた。




 プリの中にはブロンドの髪をした少女が、むっつりとした表情で写っている。




 もともと表情がかたいというよりは、ひどく緊張した様子だった。




 その原因が自分にあることを、ナギは何となく察していた。




「なんであの子は、僕を怖がっとるんや? 男が苦手っていう雰囲気やなさそうやし」




「初対面で半裸を見せつけたりするからですよ」


 アイランドキッチンの方から声が飛んでくる。




 下駄の付喪神が、ワイシャツの袖をまくって、流しに立って洗い物をしていた。




「そういえば、ジャージ持っていかれたままやったな。もしかして捨てられたんやろか?」




「まだ、真田海咲の自室に置かれているようですよ」


 カチャリと皿を鳴らしながら、下駄の付喪神が答えた。




「そんなん分かるんか?」


「シイナ様が身に着けていたものですから、神気の匂いが残っている内は、ある程度わかります」


「ああ、そっか。自分の匂いやから、意識してなかったわ」


 プリをじっと見つめたまま、ナギが答える。




「さぁて、仲良くなるには、どないしたもんかな……」





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ