第1章〜5話〜
ルーシュと話しながら歩いているとところどころにモンスターを見つけた。
この世界は、どうやらモンスターに脅かされているらしい。
亜人もいるらしいしな。亜人がモンスターをわかせているだとかなんとか。そういう噂が出てるらしい。
「あ!もうすぐつきますよ!あの大きい建物が見えるのが、ギルドのある街です!」
楽しそうだなーなんてくだらないことを思ってしまった。
「大っきいなー。さあ、行こうぜ」
ギルド内は本当に大きかった。
俺はなんの職業につけるかなー
「こんにちは、冒険者様。こちらはギルド受付となっています。新規ですか?」
「はい。そうだ。」
「それではこのロザリオを持っていただけませんか?それに伝わる魔力量から、冒険者様のステータスを読み取ります」
へーすげぇなぁ。なんか冒険の始まりって感じだな!
「え。は?え?あんた本当に人間?」
えーとギルドのお姉さんが敬語を忘れていらっしゃる。
「えと、失礼しました。魔力量が無限大となっています。これははじめてみました!!しかも普通の攻撃力も、すごく高いんですよ!?あなたは一体なんなんですか!」
魔力量は、アーシュに頼んだから無限にしてもらったんだったな。
「これなら勇者レベルですよ!もしくは勇者以上!レベルは低いですが、このステータスならどのクエストも、うけられますよ!」
「へー。すげぇな。ありがとうギルドのお姉さん」
アーシュはどうだったんだろう。
「ルイさん!私、攻撃力が皆無に等しくて…ごめんなさい…」
落ち込んでるルーシュもかわいい。
「大丈夫。俺が攻撃出来るから安心しなよ。」
ここで魅了をもう一度かけたらルーシュに好かれるんじゃないか。と思った俺は気づかれないように魅了の呪文を唱えた。
「ルーシュは俺の事癒してよ。ルーシュは戦闘を見てると回復魔法の方がすごいじゃないか。」
やべ。俺ってずっと言ってたな。なおさないとな。
「ルイさんは優しいですね!ありがとうございます!えへへ」
可愛すぎだろ。死にそうだ。
ギルド内を探索することにしよう。
なにかいいクエストが見つかるかもしれないしな