第1章 〜4話〜
「あの、旅のお方。助けていただき本当にありがとうございます」
「あ、うん。別にいいよ。大丈夫?怪我はない?」
「うぅ、その重ねてお願いをして申し訳ないのですが…羽織るものを貸していただけないでしょうか…?あのモンスターさんのせいで服がところどころ溶けちゃって…」
そう言われてみると…って、言われなくても気づくレベルだったわ!
うーわえっろ。
これは犯罪レベルじゃねぇか!これぞ眼福だぜ。
「助けていただいたのに、すみません…」
「あー、羽織るものだっけ?俺じゃなくて、私が着てたやつだけどいいなら、はい。」
「ありがとうございます!うー恥ずかしくて死ぬかと思いました」
やっべ、この子可愛い。なにこれゲームなら速攻仲間だぜ?
「助けて頂いたお礼をしたいのですが…なんでも仰ってください!できる限り頑張ります!」
きたぁぁぁあ!これは仲間になってもらおう!うぇへへ。可愛い子を愛でる日が来たぜ!
「私、一緒に旅をする仲間がいなくてさ、今からギルドに行くんだけどもし、君がよければ仲間になってくれないかな?」
あ、この一言で俺、旅しなきゃいけねぇじゃん。
まぁ、可愛い子を見つけながら愛でながら旅をするかな。
「え!こんな私を入れていただけるんですか?私も、実は旅をしていてひとりじゃ寂しかったんです!ギルドにいくんでしたよね?私も行くつもりだったんです!」
わぁ、ゲームとか、ラノベ並に都合が良いぞ。
アーシュ、ごめん。さっきは駄女神なんていって。
「そうか。私の名前はルイだ。よろしくな!」
「はい!ルイさんですね!私はアノルーシュと申します。気軽にルーシュとよんでください!」
ルーシュちゃんか。かわいい。よく見ると中々のものを持っていらっしゃるぞ。かおを埋めてえな!
「さあ、ギルドでしたね?もう少しなんですよ。行きましょう。ルイさん!」
ルーシュのステータス
B82/W59/H81
主に回復魔法を扱う。
少しだけならヤリを使える。
癒し系の美少女。
キャラメルブラウンの長い髪を持つ。