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俺と作家とオタクと妹   作者: アイマスク
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プロローグ


もし、もしだ。

突然、君の妹が自分に告白をしてきたら君はどうする?

妹がいない人は空想で作ってくれ。

OKする奴もいれば、断る奴もいるだろう。曖昧な反応でごまかす奴もいれば、照れて言葉が出せない奴もいる。失望する奴もいれば、歓喜する奴もいるだろう。

ちなみに俺は、心臓が破裂して死を遂げると思う。妹から愛の告白なんて受けたら俺の身体は必ず異常をきたす。

身体は火傷するほど茹で上がり、心臓の刻む律動は記録タイマーみたいに一秒間に50打点ぐらいするだろう。

緊張と歓喜、少しの羞恥心が入り混じり、まともな情緒を保つことで精一杯だ。

その後求婚なんてされた日には、全身が焼け上がってチリになるだろう。

は?シスコン?

今、俺の事をそう思ったやつは目を伏せて手をあげてください。

………ノーーブゥーーー……。

すいません。何でもないです。

とにかく俺の事をシスコンと嘲笑する奴は恥を知れ。

何せこれはシスコンなどではなく不可抗力なのだから。

簡潔に言うと俺の妹は神なのだ。

容姿端麗、成績優秀、友人多数、料理得意、洗濯得意、運動万能、人類最強、天地創造。

といった具合に妹の功績を上げだしたらきりがないほど。

うん。最後の方のやつは違うな。

とにかく俺の言いたいことを短かくまとめると。

君の妹が俺の妹なら、君は絶対に妹に恋をする。これは不可抗力だからだ。

もう、当回しな説明も、自分への言い訳も疲れた。

簡潔に言おう。


俺の妹、俺に告ってきたのだ。


次の話では主人公の現状の説明となるので、興味ない方は0話を飛ばして1話からどうぞ。

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