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Go my way  作者: 瀬戸裕二
5/5

〜蓮の価値〜

遅れてすいませんでした。

もう、時間指定して投稿するのは難しいですね。


 さ~てなにを作ろうかな?

‥‥キッシュでいいか。変に気張って失敗したら恥ずかしいし。

材料は‥‥うん、あるね。

手順1〜

 生地作って〜タッパーに入れて蓋して〜

  2〜

 生地伸ばして〜油塗って〜

  3〜

 型作って〜空気穴開けて〜

  4〜

 石乗せて〜オーブンで焼いて〜

 その間にベーコン、きのこ、卵液作って〜

  5〜

 ベーコン、きのこ乗せて〜卵液流して〜

  6〜

 もう1回オーブンで焼いて〜

 ケチャップかけて〜

  

 〜30分後〜

 

      かんせーい


 すいません。ふざけました。説明をはしょってすいませんでした。

料理はちゃんと作ったよ!説明雑だけど有ってるよ!‥‥たぶん。

予想より早く出来たな。野菜でも切るか。

 〜10分後〜

「お待たせしました。できましたよ」

「ひゃ、ひゃい!」

噛んだ!?噛んだよ結菜さん!

クソッ!可愛いなちくショー!

「ベーコンときのこのキッシュです」

「キッシュですか‥‥美味しそうですね」

「そうだといいんですけど‥」

すると、結菜さんが突然スマホで写真を取り始めた。 

「何してるんですか?」

「男性の手料理の写真ですよ!家宝ですよ!」

「お、大袈裟ですよ」

「蓮さんはご自分の価値を分かっていませんね」

まさかな、と苦笑してしまう。

まあ、気にしたら負けだろう。

「「いただきます!」」

「!?美味しいです!!」

「そうですか。良かったです」

結菜さん目元赤いよ。泣くのは困るなー。

しかし我ながら上手くできてるな。

これからは作ったことのない料理も積極的に作って誰かに味見してもらうか。

「「ごちそうさまでした!」」

「美味しかったです!」

「お粗末さまでした」

そう言って食器を下げようとすると、

「何してるんですか!?」

「え?ただ食器を下げようと‥」

「私にやらせてください!」

「で、でも結菜さんはお客さんですし‥」

「いえ!これ以上男性にやらせたら女が廃ります!」

女が廃るってなんだよ!?初めて聞いたよそんな言葉!?

「じゃあお言葉に甘えて」

「まっっかせてください!」

張り切ってますねー。

しばらく見てるとあることに気付いた。

「結菜さん」

「は、はいなんでしょう?」

「もしかして家事できないんですか?」

「そ、そ、そんなことないですよぉ?」

「あるんですね?」

「‥‥‥」

「ゆ、う、なさん?」

「‥‥はい」

「はぁ‥分かりました。一緒にやりましょう」

「へ?」

「俺がレクチャーするので覚えてください」

「はい!」

っていうか皿洗いもできないってどんだけだよ!

それって大丈夫か!?

「まずーーー」

「これは合法的‥合法的‥合」

「結菜さん?聞いてますか?」

「すいませんでした!」

何やら隣でブツブツ呟いてるが気にしない。気にしない。‥‥気にしないからな!

「終わったぁ‥‥」

「この位普通ですよ」

この位で音をあげるとは‥‥男護官って実は楽な職業なのか?

「で、では私はそろそろ‥」

「練習」

「‥‥へ?」

「家に帰ったら家事の練習しといて下さいね」

「了解しました!」ビシッ

おいおい、効果音のでるほど高い敬礼スキル見せられても‥‥。

「‥分かりました。しっかりやって下さいね」

「分かってますって。じゃあ帰りますね」

(こいつ絶対わかってないな‥)

「今日はありがとうございました」

「いえいえ、こちらこそ」

ふうっ。‥あ、そういえばなんで結菜さんがスマホで写真を取った後に着信音が凄かったけど何があったか聞くの忘れちゃった。‥まあ、いいか。


side結菜ーー


 ふへへへへ‥‥

 さっき男護官の同期のチャットにあげた蓮さんの手作りの料理の反応は上々だった。

「妄想乙!」とか「葬式いつ?」とか「精神の安定にはあの会社の薬を‥‥」とか返信来てたけど、蓮さんの写真をのっけたら

「「「「「紹介してください!」」」」」

って来たけど全部無視しちゃった。

まあ、いいか!


楽しんでいただけたでしょうか?

次はできるだけ早く投稿できるようにしたいです

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