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【もうすぐ完結】裏公務員の神様事件簿 弐  作者: 只深
過去と未来の狭間

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74 あいらぶゆー???


真幸side


「――じゃあ、天帝自体も傀儡状態で動いてるってこと?」 

「えぇ。いつものご様子ではありません。威厳があり、背筋がゾクゾクするほどの圧力を感じましたから」

 

「普段はそうじゃないんだね。一番偉い神様なのに」

 

「日本も同じでしょう……怖い顔をしていても可愛らしいですよ、天照殿は。女性になってから余計にひどいです。新婚ですし、お花畑を浮かばせてました」

 

「否定できないなぁー、ハハハ……」



 

 現時刻4:00。少昊(しょうよう)と隣り合わせで座り、車のシートにもたれて情報交換中だ。高級車のシートは柔らかく俺たちを受け止めてくれて、かなり気持ちいい。反対側に座った颯人も瞼を閉じている。


 何はともあれ少昊、饕餮(とうてつ)の二柱は母国から亡命した状態のため、強固な結界と認識阻害の術をかけてある。万が一にも見つかるといけないから、高天原から出したくなかったんだけどさ。 

あそこは周囲が全て葦原に覆われているんだ。それは太古の昔からではなく、俺が『葦から生まれた人間第一号』という事で新しく植えたらしい。


 葦は穢れを祓う効果があり、高天原を統べる天照大神の依代が俺である事から作られた葦原は、最近ではかなり強い結界として作用していた。それをちょびっと破壊しちゃったから、直すのにおおわらわなんだよ。

 そんな所に火種を置いておくわけにもいかないし、亡命するほどの騒ぎがなんだったのか……説明を聞かなきゃならなかったから連れて来ちゃったんだけど。

 



 運転席に座っている鬼一さんは焦りで汗びっしょりだし、運転してる伏見さんはしかめ面のまま。


 何も準備できてない今が、あまりいい状況じゃないことは分かる。 

 そうそう、倉橋くんは車を持って来てくれたあと、蜻蛉返りで自宅に待機してる仲間を迎えに行っている。こき使ってごめんな、って後で言わないと。

とりあえずは奈良に向かう道すがら、少昊の話をまとめなきゃ。


 


「少昊、中国の『天帝』は『黄帝』のその上って事だよね?彼は国内の最上神で日本の天照大神と同じような仕事をいつもはしている、って認識で合ってる?」

「はい」

 

「それが常世の国から干渉を受け、傀儡状態……要するに精神を操られていて、俺たちが直面した迷家や沖縄の事件を起こした犯人だった。

 九州、京都、悲田院、富士、広島でも同じ事をして……今から向かう奈良にも手を伸ばそうとしてる」


  

「はい。この先に予定されている千葉、埼玉県秩父での事件も大元で動かしているのは天帝で間違いありません。そして、日本で生まれた中務も関与しています。傀儡の大元は常世の使者ですねぇ」

 

「うん……で、さ。目的は?何がしたいんだ?木偶を作って結局どうしたいの?」

「目的は一つですよ、あなたをこの世から常世へ連れていくためです」

 

「天帝は強い神様で、長く国をおさめた最上神だ。それを傀儡にできるなら『常世の使者』はかなり強いんだよね?」

「そうなりますね」

 

「うーん……でもさ。今更だけど、そんなの俺だけ操ればいいんじゃないの?明らかにめんどくさいだろう『天帝を傀儡にするやり方』を選んだ理由がわからないし、どうしてそうまでして俺を連れて行きたいんだか、さっぱり分からん」

 

「…………」



 

 黙りこくった少昊さんは瞼を閉じ、膝の上の饕餮を撫でる。猫の姿さえ保てなくなったこの子は彼の家族だ。

人となりを長い間見ていたわけではなくても、大切な人を傷つけられて心を傷めているのはわかる。

 これも、俺のせいだよな……それはごめんって言いたいけどさ。


 他国の偉い神様を巻き込んでまでやる事なのか?何でこうなってるんだか全然分からない。




「――芦屋さんが天帝よりも力ある神となられたという事です。常世の国の干渉を受け付けなかったのでしょう。それでも連れて行かねばならない理由があるのです」

 

「伏見さんは何言ってんのさ、そんな訳ないでしょ」

 

「自分だからと甘く見ずに、客観的にお考えください。日本は現在、あなたの父上である蘆屋道満により古来の神たちが姿を成し、世を安らかに保つ手伝いをしています。他の国ではこのような形は稀ですね」

「うん」

 

「この現実を作った蘆屋道満は、ただ想い人のために動いていた。それ故、本当の友人も仲間もいませんでした。

 志半ばにして退場し、今は黄泉の国の住人でこの世には干渉できませんが、確かに現世のルールを変えた。神を動かした時点で『神をも超える力』を持っていたと言えます」


「……そうだね」



「道満を比較対象にしてみると、彼が成し得なかったことをいくつも芦屋さんは成しているんですよ」

「そりゃ、俺一人の力じゃないでしょ?」


「えぇ。ですが、あなたは既に一度失った颯人様を取り戻している。彼にできなかった『命を左右する』と言うことを成してしまっています」

 

「命をどうこうはしてたんじゃないか?颯人は伏見さんが準備して『黄泉の国へ行けなかった状態』だったし。俺が生まれたのは、親父が作ったからだぞ」


「原因があって結果があるならまだしも、あなたは何もないところから颯人様を喚び集めたのですよ。格が違います」

「むー……そうなの、かな」

 

「はい。それから現世では顔を知らずともあなたに味方し、手を貸したいと願う神がごまんといる。ぼっちプレイだった道満には無理でしたが、仲間を得て今の世を作り上げたのは間違いなく芦屋さんです」

「じゃあ俺は別に、」


「いいえ、懐柔して得た相手の力を手に入れているのならば……絆によって結びついた神々、それを全て意のままにできる芦屋さんも元々お強いのに三百年を超えて……研鑽を続けている。

もはや、世界に敵う神があられるのでしょうか?」


「存在せぬだろう」

「おっふ。颯人、起きてたのか?」

「あぁ」




 腕組みをした颯人はゆっくりと瞼を開き、鋭い眼差しで窓の外を眺めている。外はまだ真っ暗だ。街灯が少ない田舎を走っているから何にも見えない。


 窓に反射した颯人の顔色は、青白かった。


 

「常世の者がいつから目をつけていたのかはわからぬが、原理は理解できた。現世において其方の影響が強すぎるのだ」

 

「……なんだそれ。どう言う事?」

 

「其方は長く生きて自身にも力をつけ、神々とも強固な縁を築いた。他の神にはもう手出しができる次元ではない。

 現にイナンナたちは其方と言う盟友のため、各国の戦女神たちと共に組織を完成させている」

「え、そうなの?」


「そうさな、本人は知らぬ所でそのようなものが出来ておるのだ。〝ふあんくらぶ〟と言ったものもその一端だ」

「そんなのはただの好意だろ?俺は全く関与してないし、危険な集団じゃないよ」

 


 

「そうだろうか?其方が真に危機を迎えればはっきりとわかる事だ。

 少昊はそれに脅されて事件の調査をせざるを得なかった。大陸は砂漠の先にそれらの女神が待ち構えていて、交易の生命線を握っている」

「まあ、そうだね。シルクロードの先はイナンナの領域だし。って、これは政治的にも圧力になる?」

 

「そうだ。其方は戦をせず領域の主と盟約を結び、大陸を手に入れたも同じだ。……イナンナは裏切らぬ。

 少昊、其方もこの国に入った瞬間傀儡が解けたのではないか」

 

「はい、ご推察の通りです」




 えっ、なんだそれ。聞いてないぞ。少昊も天帝と同じく常世の国の()()を受けてたの?


「私の懐にあった、あなたを傷つける()は国護結界を潜った瞬間に溶けて消えました。初期の計画では私の剣によって人神様をしばらく眠らせる算段でした。以前言ったように、あなたがいなければ私は傀儡のままでしたね」

 

「ええぇ……」


「国護結界は今、真幸の配下として新しい息吹を持ち始めている。結界の赤い糸は年を負うごとに(ほそ)く、こまやかくなり複雑に絡み、今や何術をも通さぬ。

 これ以上ないほどの進化であり、いつしか意志を持ち始めてしまうだろう。それは……神生みであると思うのだ」

「え?」


「なればこそ、其方を狙う理由ができてしまったと納得するしかない」



 颯人の言葉にみんなが沈黙してしまった。それって、ええと、え?どう言う事?


 俺が強くなりすぎちゃって危ないからしまっちゃおうねー、的な?

ハテナマークを抱えたまま颯人を見つめると、いつになく真剣な表情が返ってくる。そして俺の両手を握り、しっかり頷いた。



 

「今にして思えば、其方は仮初の命を生み出しはしなかった。形代に念を込めても動かなかったのだ。

 初めて産んだ式神は鳳凰、そしてあれは手紙を運ぶうちに意思を持ち、いつしか霊獣になっただろう」

「あぁ、まぁ、そうだね。(いとま)乞いして来たもんな?自分の意思で仕事したいって」


「そうだ。それから、自身の魂を分霊をしては各地で働かせていた。一律の意思で動かしていたそれは精霊の力を借りて、今はもはや勝手に各地を守っている。神として其方はただ一柱で本物の命を産んだのだ。天地開闢(てんちかいびゃく)の神のように」



「それは颯人が『俺の負担が大きいからそうしろ』って言ったからだろ。他の神様たちと同じだよ」

「確かにそうだ。神の分霊は別の意思を持ち、別の命となる。各神社に分けられた魂たちはその地の神と結びつくのだから。

 だがな……ヒトガミの分霊は国護結界の要を大地に結びつけただろう」

 

「そりゃ、いつまでも俺が面倒見るわけにいかないし」

「それはこの国の要を、もう一度生み出したと言う事だ。イザナギ、イザナミの父母と同じように」




「突っ込みたいけど……仮にそうだとして、大きな役割のある神様を産んだからって事?でも、それだけで俺が常世の標的になるのか?」

 

「結果だけを見てみよ。外国からやって来た敵は『害意を喪失』、国内に其方を守る組織がいくつも確立され、そのうちの一つが国家権力を持つ真神陰陽寮だ。親衛隊や近衛と同じく人神の刃……軍となる。

 さらにはイナンナや交流のあった神を通し、諸外国へもその軍を持っているのだぞ?」


 


「……軍、って……言われても困るけど。でも、うん。イナンナはいつでも助けてくれるって言ってた。他の人にはこんな事約束しない、とも」

 

「そうだな、西の果てを統べる女神はすでに人神の掌中にある。それが真幸の意思でなくとも、結果として『この世を平定しかねぬ勢い』だと評価せざるを得まい。以前伏見の大社で其方自身が言った……あの話だ。

 ヒトガミの意志により生み出される〝秩序の強制力〟を憂えていただろう?」


「……そしてそれは、今現実となっています。より厄介で、扱いづらい形で。

 芦屋さんの意思ではなく、関わった者すべての自己意識であなたの手となり足となることを望んでいる。世界征服が簡単にできますよ」

 

「俺は、そんな事望んでない」


「だからこそ危険なのだ。組織された者たちは、其方の意思を慮ろうとする。守ろうとする。

 仮に……真幸を傷つけられでもしてみよ。イナンナが言うように世界戦争を起こしかねぬ」

「そんな事、起こるのか?」




「国護結界がもし意思を持つようになったら?国ごと兵器になってもおかしくはない。

 其方の正しい意思ではなく、伏見や白石のようになるのではないか。人神を敬うからこそ近くに侍らず、『悪を是』と決意してしまうような神が生まれたとしたら」


「颯人……」

 

「其方が思うよりも、ずっと其方を愛するものがたくさんいる。それこそが危ういのだ。

 我は、この段に来て強く後悔の念を抱いている。もっと深く存在を隠すべきだった。早々に隠居をして、高天原から現世を見下ろして暮らせばよかったと」

 

「…………」


  

「其方の心や魂が尊い故に、どうやっても愛されてしまう。心が清い故に守りたいと思ってしまう。

 愛故に全てが裏目に出たら、結果として〝芦屋真幸の悲しみ〟へと導くやもしれぬ。その気持ちは、我は痛いほど理解できる」

 

「芦屋さんの危惧は正しかったんです。僕たちはそれを見誤っていた。颯人様や、僕の気持ちはもうどうにもならないんですよ。

 共に過ごしている私たちすらこの状態で、普段一緒にいない方は?より一層想いを募らせるでしょう。おそらく、木偶を作ったのはそのためです。あなたの身代わりを作ったんですよ」




「うーん……出会ったみんなが俺のためにって暴走したとして。木偶を作ろうとしてるのは常世の国の人だろ?」

 

 イマイチピンとこないんだよな、伏見さんと颯人の話が。俺は見たことも聞いたこともない常世の人がそこまでする理由がわからん。結局、俺の代わりの木偶を作って何をしようとしてるんだ?


「あなたの幼馴染は、どんなでしたか?安倍晴明が心に入った時出会っているはずです」

 

「な、なんで伏見さんがそれを知ってんの!?」

 

「僕ですから。それで、どうでしたか?いや、今は……()()()()()()()()





 長い沈黙の末、俺は親父から聞いただけの話を口にする。真実か嘘かもわからない情報を。

 俺の幼馴染だったアイツは、人として死んだはずだった。でも――。


「シゲは、黄泉の国で……獄卒になったらしい。もうすぐ仙人の資格を得て、すぐに神様になるだろうって」





 少昊の膝の上で目を覚ました饕餮は、金色の瞳でじっと俺を見上げてくる。その瞳は眩い光を煌めかせていた。


「あなたが生まれた奇跡は、多くのものへと影響を及ぼしてしまうだろう。

 日本の最上神を従えた方が、それ以下の神格であるわけがない」

「でも、俺は……」

 

「あなた自身の力でなくとも、その手に握っている物が人神様の力である。

 あなたが非道な方なら最も簡単に従わせることができただろうが、無理だ。身代わりを作らねば、常世の国まで攻め取りかねない。

……もうわかっているだろう?この世にいてはいけない方なのだよ、あなたは」


 



「――そんなの、どうしろってんだよ」



 鬼一さんの低い声が沈黙を押し除けて、彼は体を大きく震わせた。

 

「真幸は今日まで誰が見ても真摯に生きて来た。多くを助けて、自分のできる全てで何もかもに立ち向かって来ただけだ。

 常世だか知らんが、外野がごちゃごちゃ言いやがって……最初っから口出ししなかった奴が何なんだ、今更」

 

「鬼一……」

 

「颯人様も、伏見も怖気付いてんじゃねぇ!!ふざけんなよ……どんな気持ちで真幸がこれを聞いてると思ってんだ。

 この国に生まれて、散々守られて来た奴が勝手に好きになって、勝手に暴れるってんなら誰の責任でもねぇ!」

 

「我の責任だ」


「…………」

 

「我が、隠さなかった。育ててしまった、愛してしまった。唯一だと選んでしまったのだ」




 目的地に辿り着いた車はゆっくりと停車して、車内の沈黙が重くなっていく。

俯いた颯人が『すまぬ』と呟いた瞬間、俺は颯人の頬を摘んで引き伸ばした。


「いひゃい」

「颯人のばか」

「……」

「ばか!ばかばかばか!伏見さんもバカ!なんだよ、俺と出会わない方がよかったのか!?裏公務員になって、颯人と伏見さんと……みんなと過ごして来た日々が否定されるのか!?」


 顔が熱い。頭に血が昇ってガンガンしている。ここは絶望に打ちひしがれる場面じゃない。立ち上がって、戦うべき時なんだ。


 活路が見えないなら、自分で作るしかないだろ。いつだってそうしてきたじゃないか!





「俺が必ず解決の糸口を見つけ出す。誰にも文句が言えない方法でやってやる。みんなが大好きでいてくれるように、俺だってみんなが大好きだよ。

 …………だから、諦めないって決めただろ。颯人までそんなこと言うのやめてくれ」

「…………」

 

「俺は頑固で、しつこくて、諦めが悪いんだ。自分が大切な物を守れるなら、なんだってする。

今までも、これからも、ずっとそうする。だから俺は……常世になんか行かない!」




 少昊を先に外に追いやって、車外に出ようと体を動かす。

思いっきり踏ん張っても、颯人に抱き止められて動けない。

 

 颯人の言いなりにもならんからな。俺は体を蠢かせて抜け出し、歩き出す。追いかけて来た鬼一さんが横に並び、満面の笑みを浮かべた。


 


「真幸、思いっきり大暴れしてやろうな」

「うん」

「颯人様も、伏見も……きっとわかってくれる。今までの積み重ねがダメだったなんて、絶対言わせねぇから」

 

「……うん!」


 彼にそっと握らされた柔らかいハンカチを握りしめて、涙をゴシゴシ拭う。

特大の爆弾を投げつけられた気分なんですが。最悪な気分だし腹が立っている。



 でも、俺はあいにく何も手放す気はない。

世界征服が必要ならやってやるけどさ。でも……きっと、それが答えじゃないはずだ。





 すぐそばにいるのに転移術でやって来て、颯人が腕を伸ばして来た。泣きそうな顔してるのを見ていられなくて、仕方なくされるがままになった。

 顔を伏せて呻く俺にとっての永遠の師匠で、相棒の颯人。大好きな人は絶望の淵に立っても、俺を手放せない。


 今頃になってヤンデレになってんじゃないよ。颯人のバカ。月読にチクってやるぞ。


「すまぬ」

「……ばか」

 

「其方の相棒が一番に言わねばならぬことを、鬼一に言われてしまった」

「ふん!」

「もう一度やり直させてくれるか、真幸」

 



 颯人は俺を抱きしめたまま額に唇で触れて、そのまま動かなくなる。俺は引き締まった彼の体を力一杯抱きしめて、小さく呟いた。


「俺の旦那様は、絶対諦めたりしない。あんな事言わない。ちゃんとやり直してください」

「………………」

 

「さて、鬼一さん行こ!あっちで爆発音が聞こえたぞ」

「お、おう……?大丈夫なのか?お前今、」

「ふんっ」


「……ま、待て!真幸……今、なんと言った?まさか……」

「ふんっ!ふんっ!!知らない!!」





 真っ赤になっているのは、颯人もきっと同じだと思う。こんな風に気持ちを伝えるはずじゃなかったのにさ。


 いつもの通り『どうしてこうなった?』と疑問に思いつつ、俺は腰に佩いた刀を握りしめて駆け出した。

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