表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/6

男性Aの話

 初めまして。堀井隆也です。


 はい、高校生です。はい。あの「いじめに関するアンケート」に答えて、それで、呼ばれたんですよね。そうですよね。


 え、あ、書いたこと話すんですよね。分かりました。話します。


 確か、俺が見たいじめというのは、放課後の時に見たことなんですよ。俺が普通に、ああ、今日も疲れたああ、帰ろうっかあ、って思って校門から出ようとしたんです。そしたら、校内で人気の無いところってありますよね。あそこで、いじめが行われたんですよ。最初いじめだと思わなくて、なんだろうって思って見てたんですよ。


 そしたら、突然誰かが誰かに足蹴りするのを見て。あ、これはやばい、いじめかもな、って思って。その場で証拠押えようと思って、あの、校内ってスマホ特別に許可されてるじゃないですか、だから、スマホのカメラ使って、いじめが行われてる現場を撮っていました。


 まあその後は静かに、黙って、俺はそのいじめの現場を撮影してて、明日先生たちに見せて、いじめのこと話そうかなって普通に帰りました。だけど、撮影してたから、相手ボコってた人に後付けられていないか心配で、歩く途中で振り返ってました。はい。


 え、どんな様子でボコってた? そりゃもう……なかなか言葉では言い表せないんですけど、なかなか酷くて。笑いながら相手を足蹴りしてたし、バックドロップしてたし、あとは……相手の首を絞めていたし。相手の財布だと思うんですけど、その財布からお金抜き取ってるところも見たし。


 ほら、その瞬間も映像に映ってますよね。(スマホをいじる音)


 ですよね。そうですよね。……じゃあ、よろしくお願いします。相手、どうにかして助けたいな、って思ってるんで。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ