信長の親友たちとの恋バナ 任務中での、出来事・・・
「信長、お光、新一、これから任務に行ってもらおうと思う。」
「私達に任務とは、珍しいですね。新一さんは、忍なので、分かりますけど、私と、信長さんは、どうして?」
「実は、これから隠れ人になりたいという足軽が長崎にいるんだ。そして、問題が、大名に近い足軽何だ。だから、信長なら、大名の気持ちがわかると思い、えらんだ。そして、お光は時には、女の魅力を使わねばと思い、選んだ。」
「言葉を濁して、誤魔化しましたね・・・」
「明日から行ってくれ。そして、お光は忍としての服を用意するから、残ってくれ。」
「分かりました。」
お光は、少し不満そうな顔をしている。
「なぜゆえにお光はそんなにも不満そうな顔をしているのか?」
「私が、女らしく無いと言いたいのでしょう?だから、女の魅力をつけさせるために任務に活かせるのでしょう?私の過去を知っているのに・・」
お咲は、びっくりしていた。
「そんなことはない!!お光の男らしいところは、大好きじゃ!私がお光に任務に行かせるのは、新一と信長が仲良くなるようにしてほしいのじゃ!お前は、美しい。だから、美しい女の前では、いいように見せたいものだろう!!新一は信長の監視をするために近くにおいたが、私は、一度信長を信用したいと思っている。そして、女らしくも見せれるようになったら天才ではないか!どちらの気持ちも理解できる最高の仲介者となれる。私は、必ずお主がそうなれると信じておる。」
お光はびっくりしていた。
「ありがたきお言葉でございます。しかし、なぜゆえに信長を信用するのです!!私達のことに気を使わず、監視してください!」
「信頼というのを誤魔化していると相手は、薄々感づくもんなんだ。争いの種になることもある。」
「っ!!さすが、お咲様ですね!!」
「では、着物を縫おう!」
任務当日
「では、言って参る。」
3人は、たくさんの人に見送られながら、出かけていった。
「ここは、京都だな。長崎まで、どれくらいかかる?」
「だいたい早くて、12日ぐらいにつくね。」
「意外と早いのだな。」
3人は、黙々と歩き始めた。疲れているからだろう。口数は、いつもより少ない。
「ハアハア。ねっねえ。私疲れすぎてもう歩けない、、、。」
「わかった。俺が、背負ってやる。」
「新一さん?」
新一は、お光を背負ってあるき出した。
「俺の袋に疲れたとき用に入れておいたさつまいもがある。一本やる。」
「ありがとう!新一!頼りになるね!」
新一は、これが、お咲であったらなと思うのだった。そうして、もう夜も暗くなり始めたので、3人は宿に止まった。
「すまぬ。宿は、空いておるか?」
「空いています。」
部屋につくなり、お光は、倒れ込んだ。
「疲れましたあ。」
「豚汁とおにぎりです。」
豚汁は、体中に暖かさが染み渡った。
「生き返るう!」
「おい!お主ら、夜恋の話をしたいと思うのだが、、」
「それ良いわね!!やりましょう!!!」
そうして、3人は、布団に横になった。
「じゃあ、まず信長と新一っから!!好きな人は誰?」
「お咲!!」
「桜花様でございます。」
二人は、口を揃えて、その名を口にした。
「やっぱりそうだろうと思ってたわああ。」
「気づいていたのか?」
「当たり前よお。女の勘を舐めてもらっちゃ困る。で、二人は、どんなところが好きなの?まず、信長から!!」
「あの、弾けるような笑顔も隙だし、それにいつも強気な女大将だけど、時に可愛いところが見えるところが好き。」
「で、新一は?」
「私は何年も桜花様にお仕えしてきました。初めてあった時は、か弱い娘だったのに、今は、この村をまとめるまでに成長され、その成長される姿を間近で見てきて、気づいたら・・」
「あっつ〜い!!」
「では、俺達は、ライバルだな!!貴様には、まけんぞ!!」
「それはこっちのセリフだ!貴様のような女たらしなんぞに桜花様は、やらんぞ!!もったいない!!!」
「ははははっ!!お互い決意は、硬いようじゃな!しかし、強引な取り方は無しよ!!」
「無論だ!!」
二人は声が揃った。
「ところで、お光は?」
「ああ、私は、旦那がいるんだよ。辛い過去だけどね。」
「良ければ話を聞かせてくれぬか?3人ともみな訳アリじゃ。」
「確かにそうじゃな。」
そうして、お光は自分の過去を喋り始めた。