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新一の過去

俺の名前は、新一。忍の家へ生まれた。小さい頃から、忍の訓練を行っていた。でも、誰かの利益のために人を殺すことは、したくなかった。だから、任務の途中、逃げ出し、山の中に逃げ込んだ。忍は、優秀だ。だから、いつ見つかって殺されるかわからない。私は、怖かった。その時、家が何個もあるのを見つけた。

 「お前誰だ!!!」

 「村人ではないな。まさか、忍か。捕まえろ!!!」

俺は、あっという間に捕まってしまった。村人なので、あまり傷つけたくなかった。そして、先代のところへ、連れて行かれた。

 「貴様、名はなんという。」

 「七ノ平です。」

 「その顔何か訳ありじゃな?」

先代は、顔を見ただけで、何かを抱えているのがすぐ分かる人だった。そうして、俺は、全てを打ち明けた。

 「そうか。では、お前、ここに住むか?」

 「よろしいのですか??でも、お父上に見つかってしまうのでは?」

 「大丈夫じゃ。わしに任せておけ。」

そうして、先代は、足軽たちにお願いし、大名に七ノ平は死んだと伝えてもらった。

 「何から何まで本当にありがとうございます。何か恩返しをしたいです。先代の守り人をやらせてください。」

 「助かるのお。ありがとう。そうじゃ、これから、隠れ人として、生きて行くのだから、名をつけんとな。新しく始めるだし、新一なんてどうかね?」

 「名前までありがとうございます!これから新一として、生きていきます!!」

その時、俺は、18歳。2年が経った頃、桜子様に出会った。泣きながら走っていて、とても驚いた。前の私は、人を殺す家業。優しい気持ちなどなかった。でも、この村に来て、優しい気持ちが芽生えだしたようだった。だから、無意識に声をかけていた。今と違い、可愛らしい顔をなさっていた。今は、とても美人だ。

 「お嬢さん、大丈夫ですか?」

俺は、桜子様から、お話を聞いた。あまりに壮絶で、腹が煮えたぎるようだった。そうして、俺は、桜子様を隠れ人の村に連れて行った。初めてアッたときは、やつれていたが、日に日に顔に赤みを取り戻していった。とてもかわいらしくて、俺の心は、桜子様の虜となった。姫となった今も、美人で、成長を感じ、嬉しく思った。しかし織田信長が、来てからは、あいつに虜になってしまうようだった。俺は、信長なんかに取られたくない。だから、俺は、信長が嫌いだった。でも、鷹狩のとき、とても楽しくて、こんな子供時代なら良かったなと思った。だから、嫌いになれなかった。俺は、信長から、桜子様を正々堂々と取って見せる!!!!!俺は、桜子様を苦しめた男たちとは違う!!!!


そうして、新一は、決意を固めたのだった。

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