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神に願いを 2

作者: ララーニア

年の初めにはみなさん、願掛けをします。あなたはしましたか


「神様お願いです。私に画才をください。神アニメーターって呼ばれる様になりたいんです。そのためなら魂を売ってもいい」

「おお、そうか。じゃ、これくらい」

神が現れちょっとだけ画才をくれた。

「え、こんだけ、こんだけしかないの?」

「近頃、アニメーターになりたいって輩が急増して、才能の在庫が少なくなっているんじゃ」

「在庫・・・?」

「他にもな、AI技術者とか、SEとかはほぼないぞ。元々神さんなんて爺さん婆さんばかりだからハイカラな分野には疎いもんだ。だから才能なんて予備を作るのが大変なんじゃ。アニメーターも同じじゃな。あんなもん、つい半世紀前くらいにできたもんじゃろ。わしらはようわからん」

神様は深いため息をついた。

「どっかの神様でいいから、わしの魂をあげるから、時代にアップデートできる才能をくれんかな・・・」

お願いです。神様、私に神アニメーターになれるほどの画才をください。ってずっと願っているんですけどね、いまだに叶っていない。

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