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⒅『プロットノート』

⒅『プロットノート』



俺の美意識としては、通俗よりも上品のほうが、一種の学問的ではあるが、この、世界というものを渦巻いているのは、それはまさしく、クズの俺を含めて、通俗、という言葉が、似つかわしい。プロットノートにも、そうあるだろうから。



次元を超えるものは、人類には似つかわしくないだろう。いつだって、平凡な平和にこそ、純粋なる幸せがあるだろう。そんなことは分かっていても、分かり切っていても、それでも、聖書も資本論も、通俗を離れた、理想論に取りつかれている。



どうすれば良い、と誰に聞く訳でもない。ただ、自分の人生において、自分が自分の人生の価値を、理解しているだけだろう。その、唯一の、という言葉が、崇高なのである。命を授かったのだから、俺は毎日、プロットノートに、感謝している。

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