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⑿『プロットノート』

⑿『プロットノート』



何故また、そんな風に。そんな風に考える必要は、ないのかもしれない。何故という言葉に集約されがちであるが、そんな風になることは、予め当たり前だったことなのである。その何故は、プロットノートには、書かれていないようで、俺は良く分からなかったんだ。



必要最低限の言い回しで、俺は過去と現在と未来を行き来する訳だが、俺には難しいことだらけで、何が何だか、さっぱり分からないよ。どうしようもない、クズの俺は、声帯を潰してしまったんだろうか。声はもう、ほとんど、出ないんだ。



低空飛行の俺は、プロットノートに、騙されていたのだろうか。そんなことはあるまい。いつだって、プロットノートは傍にあったじゃないか。疑ったのは君のほうだ、とプロットノートが言うから、俺は、俺の罪に懺悔して、プロットノートに、詫びを入れた次第だ。

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