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⑾『プロットノート』

㈠

自分の思う、自分になりたい、そんなものはない。自分はただ、自分の自然進化する自分を、受け入れていくだけのことだ。人は自分で進化するために、無理をするから、疲れるのであって、まさに、自然を受け入れるということが、必要なのである。

㈡

様々な論調も、プロットノートには、刻銘に記されているという訳だが、依然として訳の分からない内容も、多く記されているのであって、必要不可欠なものは拾い読むが、実際には、必要不可欠でない箇所も、必要不可欠なんだろう、と頷く。

㈢

相談だろう、どうなんだろう、相談されることは、頼られるということだろうか。しかしそれも、悪くはないな、とプロットノートは話始める。プロットノートは、話始める。俺のため、我々のため、人類のため、だから、俺は、プロットノートに、救われるのだ。