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一話「いきなり穴が開くとかありえねぇ!!」

朝の6時半。

「ふぁ…」

まだ早いが、俺は起きた。

階段を下りて一階の洗面所で顔を洗う。

水のような青い髪の毛、また、髪の毛と同じ青い瞳。

20年前の隕石の影響だ。

今日は、その隕石が落ちた場所へ行くのだ。


いくら夏とはいえ、まだそれほど暖かくない。

「いってきます」

「はい、いってらっしゃい」

『バタン!』

戸を閉め、俺は家を出た



 ――――――  ――――――  ――――――   ――――――   ――――――  ――――――  


「おっはよ!」

後ろから声をかけられ俺は後ろに振り返った。

「あ、おはよ…」

「どーしたよ、杉崎、元気ないじゃん」

     

俺の名前は杉崎 圭(スギサキ ケイ)、高校2年生。

一応(国立特別人種学校 第28番校 高等部 身体課)の生徒だ。

長ったらしいし、病院みたいな名前があまり好きじゃない。


「いや、今日ね、変な夢見たんだ」

「うなされましたって?」


こいつの名前は高倉(タカクラ)、俺と同じ高校に通っている。


「まぁね」

「登山中に倒れないでくださいね」

「はいはい」


俺は学校の部活で登山部に属している。ちなみに一応部長。


「じゃ、バスに乗るか」


  ――――――  ――――――  ――――――  ――――――  ――――――  ――――――



「よし、点呼とるぞ。」


点呼といっても6人しかいない。

すぐに終わってしまう。


「じゃあ、いくぞ」

「「はい」」


俺たちは登り始めた。






「部長〜そろそろ休憩しましょうよ〜」

「休憩ポイントまで、あと10mだから、我慢しろ」

「は〜い」


いくらアルビノ人間が身体的にも優秀だといえども、やはり限界がある。

もう、かれこれ400mぐらいは登っただろう。


「よし、休憩だ」

「「やった〜」」

6人しかいない部員がそれぞれ座り、水筒の中身を飲み始めた。


しばらく休憩していると俺は尿意を感じた。

「ちょっとトイレいってくる」

「いてら〜」


休憩ポイントの近くのトイレで用を足し、戻ろうとした。




なにを間違えたのか。

俺が何をしたのか。

ワカラナイ。


その瞬間…その山は噴火した。

20年前、あのとき隕石が落ちた山で…


運命というのか。




「じ、地震?」

突然、山は揺れだした。

「ち、ちょっと強すぎじゃねぇか?」


ときどきある震度4や5の比ではない。

普通の地震の2倍はあった。


「って動けねぇ!!」

立っているのも、普通の人間じゃ無理だ。

4Gぐらい重力がかかってるんじゃないかと思う。

「どんどん強くなっていく(汗)」


しかし。いきなり止まった。

「へ?」


あまりにもいきなりなのでその場で座り込んでしまった。

「なんだったんだ?」


俺はそのまま皆がいるところまで行こうとした。

『ビシッビシシシシ…』


「びしっ?」


『ボコッ…』


「へ、へこんだ?地震の影響?」

しかし、この展開…

「つ、次は穴が開いたりして(苦笑)」


『ゴゴゴゴゴ…ボココココココ…』


次の瞬間。期待通り穴が開いた。


「まじで開いた!!??」


もちろん落下。


「ぎゃああ!!死ぬぅぅぅぅぅ…!!」




次回はファンタジーの世界に飛びます。

なぜ(1)なのか。

いつかわかると思いますw(なに

まぁ、よろしくお願いします。

あと、読みにくいところがあれば言って下さい。

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