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海外からの来訪

「菊童丸様、美濃尾張ともに、決着がついたとのことです。」

「で?どうなった。」

「はっ、まずは美濃ですが菊童丸様のお言葉を受け、守護に味方するか斎藤殿に味方するか、決めかねて日和見するものが多く、土岐はそれまでの行いから、なかなか思ったように兵が集まらず、川手城を捨て大桑城に籠城しました。朝倉に援軍を要請したようですが、こちらも菊童丸様のお言葉により、援軍を断られたようです。それに対して、斎藤利政殿はこちらからの援助もあり、金銭で集めた兵、兵糧、武器などが潤沢であり、また情勢を見て、徐々に味方する国人も増え、十分な兵で大桑城を囲まれたようです。援軍もなく、圧倒的な兵力差もあり、半月ほどで土岐頼芸殿は降伏。斎藤殿も、主家殺しの汚名を背負うのをよしとせず、受け入れたとのことです。その後、土岐殿はお子と一緒に浅井領に逃げ込んだようです。」

「続いて、尾張ですが信秀殿は、三河に出兵していたおり、後背をつくように、織田山和守、伊勢守の共同軍が那古野城に進行したようです。守備は、嫡男の吉法師殿が傅役の平手政秀殿とともに行い、二ヶ月ほど籠城を続けたとのことです。その間に安城城を落とした信秀殿は、城を庶子である信広殿に任せ、尾張に即座にとって返し、包囲軍と一戦を行ったとのことです。三河との連戦もあり、開戦当初は苦戦したようですが、信秀軍の動きに合わせ、那古野城より出陣し、山和守伊勢守連合軍の背後より強襲。背後を突かれた連合軍は混乱により士気の低下、兵の離散などが発生し瓦解、山和守伊勢守ともに戦いの最中に討ち死にしたとのことです。その後、勢いのまま信秀軍は進軍、尾張全土を手中に収め、守護斯波家についても城より救出し、その後専用の屋敷を用意して、まあ軟禁状態のようです。」

長い。よく噛まずに言えるな〜。まあ上手く言ったわけね。

「土岐については、京に呼び適当な屋敷を与え、住まわせい。充分な金銭を与え、不自由なく暮らせるようにしてやれ。また、芸術文化に対して、何か仕事を与えてやれい。斯波もほとんど同じじゃな。」

「斯波には、今年生まれたお子がいるそうですがいかが致しましょう。」

「ふむ・・・もう少し大きくなれば、学校で学ばせい。将来は足利家の直臣としようぞ。」

「はっ。」

「ほかに報告はあるかな?」

「そうですな。近江の京極ですが、高延殿の弟、高吉殿が京に逃げ延びているとのことです。」

「よし、接触の上、直臣として雇えい。近江への牽制に使う。能力次第では、他のことも考えようぞ。」

「はっ。かしこまりました。また、別件ですが九鬼殿より船が手に入ったとの知らせが入っておりまする。」

「おおっ、でかした。」

「それにあたり、協力者となった明のものを紹介したいとのことです。」

おっ、すごいな。仕事は手を抜かないね〜定隆。

「いつ来るって?」

「はっ、五日後の予定です。」

「よし、わかった。」

あとで信秀、道三に手紙出しとこう。伊勢から尾張、美濃への街道の整備を打診しておこう。


・・・・

五日後、定隆が到着。

「報告に上がった。無事船を手に入れた。その折協力を得た明の倭寇である王直殿をお連れした。」

「王直だ。よろしく頼む。」

おおっ、前より敬語が話せてるぞ定隆!

「王直殿、足利菊童丸です。よろしくお願いします。」

「ふむ、よろしく頼む。」

「こちら王直殿には、船をお譲り頂いた。また、今後はお互いに貿易を行うことでそれぞれ日ノ本、明で協力することを取り付けた。」


「そうか、今後は頼みもうす。」

「こちらこそだ。それで物は相談なんだが、ガラスや鏡、真珠なんかを中心にこちらは買いたい。出来れば作り方を教えて欲しいいんだかな。」

「流石に作り方は教えれないね。でも、それらを優先して販売するようにはしよう。」

「そうか、やはり駄目か。」

「そうだね。こちらの生命線だからね。」

「まあ、しょうがねえな。で?そっちはなにが欲しいんだ?」

「こっちは、船、食糧が中心だね。それと、硝石。で余った空間に陶磁器でも積んどいて。」

「火薬か。何に使うんだ・・・もなにもないか戦乱では。」

「そういうこと。まあ、あと欲しいのは、人だね。」

「奴隷か?」

「いや、違うよ。職人や鍛治士だよ。陶磁器の職人と金属の精錬が出来る人間が欲しい。」

「なんだ。しかし、それはなかなか難しいな。そういう連中は仕事があるからな。国から離れることはなかなかないだろう。」

「うーん。こちらから人を派遣して教えてもらうでもいいんだけど。」

「そうだな。ものは相談だな。さっきの作り方のどれか一つでも教えてもらえりゃ、こちらもどうにかしてやろう。」

「しょうがないな。どれがいい?」

「そうだな。じゃあ、ガラスだな。あれは、明では高く売れるし、ポルトガルやイスパニアの連中もあの透明度は高く買ってくれるんでな。」

「まあ、しょうがないか。ガラスの作り方は教えるよ。ただ、むやみに広めないこと。それが守られない場合は、以降の取引はしないからね。」

「わかってるよ。こっちもそのつもりだ。で、ただの好奇心なんだが、精錬なんかどうすんだ?」

「足利家で銭を作るつもりなんだ。今の日ノ本じゃ、明銭である永楽通宝を使ってるからね。銭を牛耳れば、もっと稼げるしね。足利の力も天下に示せるしね。」

「かあー。それじゃ、そっちの一人勝ちじゃねえか。他も教えやがれ。」

「駄目だね。それなら他あたるし。」

「わかったよ。しょうがねえな。契約成立だ。今後はよろしく頼む。」

「ああ、よろしく。」


はっはっは。これでマナーをゲットだぜー。

ああーボケが思い浮かばないー。

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