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蘭馬島の海賊
明末清初
中国
広東
蘭馬島の周辺海域に海賊が出没していた。
李英風は浜辺を馬に乗り走っていた。
茶店に着くと馬から降り店に入った。
ポウレイ茶を注文する。
李は海を眺めていた。
「お客さん、これから船に乗るのかい」
茶を運んできた男が言った。
「だったら、この辺は海賊の巣窟だから注意しなよ。たまに浜に来て荒らし回るから皆困っているよ」
「退治する人はいないのか」李は聞いた。
「無理だよ、それは。この辺の島や海岸に潜んでいるし、神出鬼没なんだよ、奴等は」男は答え、店の奥に行った。




