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第二話

カレンとの一悶着が終わったあと、いろいろ言われたこともあり今日は素直に母親の手伝いをすることにした。


『かあさん来たよ~』

あまり気のない言葉でかけよった。


『今日は早いわね、冒険はもういいの?』

ソラの母親ことマリネが笑顔で話しかけてきた。


『いやー、今日はかあさんの手伝いをしようと思って』

そういって母マリネの隣に立つ。


『そうなの?ありがとねソラ』

母はそういうと続けてた農作業に戻る。

母は畑で野菜や穀類などを作って生計をたてているのである。

いまは野菜が痛んでないか、葉っぱに害虫がいないとか見ている作業である。


『それにしてもこんなことしなくてもぼくの魔法があればお金持ちになれるのに』

そう、ソラの魔法がいろんな物が作れてそれを売ればお金なんていっぱい手に入ることが出来るのだ。


『ありがとう、でもねそうやって手に入れたお金は自分のために良くないし、何よりその魔法の存在が周りに知られればそれを利用しようとたくさんの人が近づくと思うの、だから必要なとき以外は出来るだけ使っちゃだめよ』


『わかってるって』

母のいうことはもっともであり、この魔法が周りにバレればそれで金儲けをしようと近づいたり、最悪拉致られていろいろな物を作らされたりするであろう。


そのあとは軽くおしゃべりをしながら母と一緒に農作業をしたのである。




お昼が過ぎてからあらためて森に入るのである。

腰に金色の剣とリュックを背負い意気揚々と進んでいく。

この森(シャボンの森)は魔物こそは出ないが草木が大茂み、いかにも冒険って感じの森である。

その森をを抜けると広大な草原があり、しばらく進むと隣国(アラライサー)にいくための関所があるのである。



『ふふ、今日こそはこの関所突破してやる!』

そういうと、つい最近出来るにようになったクリエイトマジック(変身)を使うのである。

物を作るのは意外と簡単に出来たが、変身が出来るようになったのはひと月前くらいなのである。


その変身の中で何に変身するかというと。


『クリエイトマジック発動!』

そう唱えると体から白い煙が出てきて…

『ふふ、我ながら完璧』

変身したのは鋭い目に鋭いクチバシのコンドルのような感じである。


向こうの兵士になるのも考えたけど、ボロが出たら困るし、通行証の問題がある。

一度見たものなら作れるのだが、なかなか見る機会がないし、仮に見れてもまったく同じコピーものしか作れない、何より面白くない。



『これでひとっ飛び~』

ちょっと離れた茂みで変身してそのまま壁を越えていく。

そのまま壁を越えて、すぐに誰かに見られてはマズイので壁を越えて隠れれそうな茂みまでいく。


茂みに着くと、元の姿に戻る。


『やったー、ついたぞー』

つい喜びのあまり雄叫びをあげでしまう。


『そこにいるのはだれ?』

っと可愛いらしい女の子の声がする。



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