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5 side Mishima

ホント、遅くてごめんなさい!!



間宮め!

何で“俺の”立石ちゃんに話しかけてんだよ! 

そんなことを思っていると制服の裾を引っ張られた。





「ねぇ、アイリの話聞いてるぅ?」


「あ、ごめんねぇ。アイリちゃん」



女の子と話すのはキライじゃない。

むしろ好きな方だ。女の子はかわいいからね!


でも、最近よく思うんだ。立石ちゃんならこういう時どんな反応するかなって。


他の子と話しているときにも立石ちゃんの方にばかり目が行ってしまう。


まぁ、立石ちゃんがかわいいのだから仕方がない!

もはやこれはしょうがない!!

きっとこうなるのも俺だけじゃなくて他のやつも思っているはず!



なんせ(将来的に)“俺の”立石ちゃんはどんなやつも虜にしてしまうほどかわいいからだ!



あ、何か俺以外の男が立石ちゃんみたり、立石ちゃんに近付いたりしてるの(考えて)みただけでその男を抹殺してしまいたい!

これもあれもすべて、立石ちゃんが……!!



「ねぇってばぁ!」


「あ、ごめんごめん!!」


「またあの子ー? カケル、いつまであんな子で遊んでるの?」




ちょっと不機嫌になりながら言っているのがよくわかった。

どうすれば自分がかわいくみえるか、どう言えば、自分に目を向けてくれるか、すべて計算されているみたいに思えてくる。



俺はこういう子が苦手だ。



あげく(将来的に)俺の嫁になる立石ちゃんを蔑むような目でみてくる。


はっきりいって今すぐ抹消したい、が、今のところまだ彼女でもないし、実害もないので何もできない。あぁ、もどかしい。




俺のドストライクに入った子なんて今までいなかったけど、最近あらわれた。その子が何を隠そう立石ちゃん。


いつの間にかアイリちゃんはいなくなっていて立石ちゃんに近寄ろうとした、らチャイムがなってしまった。





なんてことだ!!


これも愛の試練なのか!?




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