猫は吾輩である
《注意》
僕は猫の専門家ではありません。猫の仕草や特性など、一部誤りがある場合があります。ご了承ください
「アイス。おいで」
私は、飼い主に『アイス』と呼ばれている。だから私は答えるのだ。
「にゃあ」……と。
私の飼い主は、『ハヤト』と言うようだ。彼の母親が話しているのを聞いた。
「アイス!ご飯だよ!」
「ニャア」
私はトコトコとハヤトの方へと歩いていった。
「お腹空いただろ?」
「ニャニャ」
「ハハハ!空いたっぽいな」
何を考えているのだ。私は首を振っただろう。満腹の状態で食べ物を置かれても食べられない。私は踵を返し、我が家へともどった。我が家と言っても、ドーム型のベッドのようなものだ。今のような寒い季節――フユ…?…には素晴らしい家だ。
「アイス、お腹いっぱいだったのか?」
「…ニャア」
私はぶっきらぼうに答えたが、ハヤトには伝わったようだ。ハヤトは納得したふうに、私の前から姿を消した。美しい
しばらくして、私は家をでた。私のような雄の猫には、この家は狭すぎる。私は開いていた窓から、家の外にでた。私の家の周りは静かだ。ジュウタクガイ――だったか。家がたくさんある。おかげで、退屈しなくて済む。
「ワンッ!!」
その声に気が付き、私は後ろを見た。すると、大きな犬がいるではないか!
「ウニャアッ!!!!」
私は思わず跳び上がり、変な声を上げてしまった。だがよく見ると、その犬は鎖でつながれていた。私は周りを見回し、私の醜態を見られていない事を確認した。
私はあのような恐怖に遭わないように、屋根の上をすすんだ。いつもの散歩道。天を見上げると、美しい青空が広がっている。うん。絶好の散歩
日和だ。
おや?あれは……クロか?私とよく会う、真っ黒な猫だ。
「ニャアニャ」
「フニャーオ?」
何をしているとはなんだ。私とクロが会うのは、今までも私が散歩をしている時だけだろうが。
「ニャン」
「フニャーン」
その後も他愛のない会話をして、私とクロは別れた。
クロの家の話を聴いていると、ハヤトはダメな人間だと感じた。もっと良い飼い主になって欲しいものだ。だからこそ、この私がいる訳だが。
そんな事を考え、私はつい頬を緩ませた。しかし、私はすぐに真顔に戻ることになった。「ニャア…ニャ?」
なるほど、家に戻ろう。雨が来る。
私が家に帰った途端、空から雨粒が振り注いだ。
うむ。私のヒゲの感覚は正しかったようだ。ハヤトが急いでセンタクモノ―――?をしまう音が聞こえる。
「はぁ……アイス、おいで」
「ニャア?」
ハヤトは私を抱きかかえ、私の名前の由来となったコオリ――?のような四角い模様を撫でた。
全く……ハヤトは私がいないと、どうしようもないな。もう少しだけ、ハヤトと一緒に暮らしてやるとするか。私はハヤトの腕の中で、ゆっくりと眠りについた。
まずはこの作品を読んでくださった皆様に、心から感謝をお伝えします!今までと違った作品となりましたが、楽しんで頂けたなら光栄です!
これからのために、『☆☆☆☆☆』や、応援、改善点のアドバイス等のコメントを頂けたら幸いです!
では、またどこかで!




