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猫は吾輩である

作者: 赤井猫
掲載日:2026/05/12

《注意》

僕は猫の専門家ではありません。猫の仕草や特性など、一部誤りがある場合があります。ご了承ください




「アイス。おいで」

私は、飼い主に『アイス』と呼ばれている。だから私は答えるのだ。

「にゃあ」……と。

 私の飼い主は、『ハヤト』と言うようだ。彼の母親が話しているのを聞いた。

「アイス!ご飯だよ!」

ニャア(分かった)

私はトコトコとハヤトの方へと歩いていった。

「お腹空いただろ?」

ニャニャ(いいや?)

「ハハハ!空いたっぽいな」

何を考えているのだ。私は首を振っただろう。満腹の状態で食べ物を置かれても食べられない。私は(きびす)を返し、我が家へともどった。我が家と言っても、ドーム型のベッドのようなものだ。今のような寒い季節――フユ…?…には素晴らしい家だ。

「アイス、お腹いっぱいだったのか?」

「…ニャア(そうだ)

私はぶっきらぼうに答えたが、ハヤトには伝わったようだ。ハヤトは納得したふうに、私の前から姿を消した。美しい

 しばらくして、私は家をでた。私のような(オトコ)の猫には、この家は狭すぎる。私は開いていた窓から、家の外にでた。私の家の周りは静かだ。ジュウタクガイ――だったか。家がたくさんある。おかげで、退屈しなくて済む。

「ワンッ!!」

その声に気が付き、私は後ろを見た。すると、大きな犬がいるではないか!

「ウニャアッ!!!!」

私は思わず跳び上がり、変な声を上げてしまった。だがよく見ると、その犬は鎖でつながれていた。私は周りを見回し、私の醜態を見られていない事を確認した。

 私はあのような恐怖に遭わないように、屋根の上をすすんだ。いつもの散歩道。(そら)を見上げると、美しい青空が広がっている。うん。絶好の散歩

日和(びより)だ。

 おや?あれは……クロか?私とよく会う、真っ黒な猫だ。

ニャアニャ(久しぶりだな。クロ)

フニャーオ(アイス。何してんだ)?」

何をしているとはなんだ。私とクロが会うのは、今までも私が散歩をしている時だけだろうが。

ニャン(散歩をしているんだ)

フニャーン(そっか、散歩か。)

その後も他愛のない会話をして、私とクロは別れた。

クロの家の話を聴いていると、ハヤトはダメな人間だと感じた。もっと良い飼い主になって欲しいものだ。だからこそ、この私がいる訳だが。

そんな事を考え、私はつい頬を緩ませた。しかし、私はすぐに真顔に戻ることになった。「ニャア…ニャ(ヒゲが重い)?」

なるほど、家に戻ろう。()が来る。

 私が家に帰った途端、空から雨粒が振り注いだ。

うむ。私のヒゲの感覚は正しかったようだ。ハヤトが急いでセンタクモノ―――?をしまう音が聞こえる。

 「はぁ……アイス、おいで」

ニャア(どうした)?」

ハヤトは私を抱きかかえ、私の名前の由来となったコオリ――?のような四角い模様を撫でた。

 全く……ハヤトは私がいないと、どうしようもないな。もう少しだけ、ハヤトと一緒に暮らしてやるとするか。私はハヤトの腕の中で、ゆっくりと眠りについた。

まずはこの作品を読んでくださった皆様に、心から感謝をお伝えします!今までと違った作品となりましたが、楽しんで頂けたなら光栄です!

これからのために、『☆☆☆☆☆』や、応援、改善点のアドバイス等のコメントを頂けたら幸いです!

では、またどこかで!


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