幕間 ~最終的な設定~
チャットって打つのめんどくさいときありますしね!
ログイン。
カタカタ。
「ゆう」が、今日も回復する。
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チャットが流れた。
『ゆうさん、最近どうですか?』
悠馬は、一拍考えて打つ。
「……もうすぐ休暇が終わります」
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沈黙。
数秒。
そして――
『あ、なるほど』
『お仕事復帰ですね』
『彼氏さん、厳しいんですもんね』
『俺様系…』
(……まだ生きている)
悠馬は画面を見つめ、小さく思った。
(……否定はしない)
(……説明もしない)
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その代わり、一言だけ打った。
「……お心遣いありがとうございます」
※定型文。
チャット欄。
『健気…』
『応援したい…』
『幸せになって…』
(……なぜ)
横で見ていたノアが、静かに言った。
「兄さん」
「はい」
「もうそれ、公式設定だよ」
「……公式?」
「”俺様系彼氏持ち夜勤看護師ヒーラー”」
「……長いですね」
「略すと?」
「……誤解です」
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悠馬は、静かにログアウトした。
『誤解は、訂正されなかった。』
だが、それで困る人間も、
もういなかった。
たぶん。
AIアシスト作品です。
対人耐性0、恋愛耐性0、人との距離感が終わっている悠馬君のコイバナ?になるんだろうか?な、話です。一応コメディです。たぶん。
前回の「佐伯悠馬は胃が痛い」を読んでいなくてもわかるように頑張ってみました。
一言でもいいので感想をくださるとうれしいです。




