表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
佐伯悠馬の恋愛事情  作者: 雪森蓮


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

84/137

幕間 ~夜更けのフラット、事故現場~

悠馬君何のゲームやってるんだろ

夜中。


部屋は暗く、モニターの光だけが点いている。


カタカタカタカタカタ。


悠馬は、”でかいパーカー”をばふっと被っていた。

ノアのやつだ。

袖は長い。

フードも大きい。


本人は気にしていない。


(……役割)


画面の中では、「ゆう」が今日も安定している。


ーーーーーーーーーーーーーーーーー


その時。

鍵の音。


「……?」


悠馬は振り向かない。

集中している。


ドアが開く。


「兄さん、今日遅くなってさ――」


ノアの声が、途中で止まった。


視界に入ったのは、


・ だぼだぼのパーカー

・椅子に座る兄

・集中しきった横顔

……以上。


一拍。


ノアは、”下を見ないようにした”。

見ないほうがいいと、本能が告げている。


「……兄さん」


「はい」


カタカタ。


「……それ、何?」


「……作業です」


「服の話」


「……楽なので」


ノア、深く息を吸う。


「……いや、うん。そうだよね」


ーーーーーーーーーーー


悠馬は、ようやく気づいた。


「……泊まるのですか」


「泊まるつもりだったけど」


ノアは、視線を逸らしたまま言う。


「……一回、心の準備させて」


「……?」


「兄さんさ」


一拍。


「外では完璧なのに、内側の警戒心ゼロだよね」


悠馬、首を傾げる。


「……問題がありますか」


「問題しかない」


即答。


ーーーーーーーーーーーーー


ノアは、コートを脱ぎながら呟いた。


「……もうさ、それ“安心してる時の服”でしょ」


「……はい」


「夜会じゃ絶対着ないやつ」


「……はい」


「じゃあいいや」


ノアは、諦めた。


「生きてるってことで」


ーーーーーーーーーーー


カタカタカタカタ。


「ゆう」が今日も誰も落とさない。

悠馬は、いつも通り、

無言で役割を果たす。


ノアは、ソファに座り、天井を見た。


「……兄さん」


「はい」


「次からは、泊まるって連絡する」


「……助かります」


「俺が」


ーーーーーーーーーーーーー


夜更け。

フラットは静かだった。


悠馬は、

 一番無防備な格好で、

 一番落ち着いていた。


それを見てしまったノアは、

少し引きつつ、

なぜか安心もしていた。


(……生きてるな)



※パンツは履いてます


AIアシスト作品です。

対人耐性0、恋愛耐性0、人との距離感が終わっている悠馬君のコイバナ?になるんだろうか?な、話です。一応コメディです。たぶん。

前回の「佐伯悠馬は胃が痛い」を読んでいなくてもわかるように頑張ってみました。

一言でもいいので感想をくださるとうれしいです。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ