表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
佐伯悠馬の恋愛事情  作者: 雪森蓮


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

122/137

第八部 第三話 ~普通の手本~

ノアから見ると

エドワード→父上

拓海→父さん

血縁関係はエドワードの実子がノア、拓海の実子が悠馬


めんどくさいですね!

店に入る前に、拓海が立ち止まった。


「よし」


嫌な予感がした。

ノアの胃が鳴った。


拓海は振り返り、指をさす。


「ノア」


「はい」


「行ってこい」


ノアが固まった。


「……どこへ?」


拓海が笑う。


「普通の手本だ」


悠馬が真顔で聞く。


「手本」


拓海が頷く。


「そう。女の子の誘い方」


ノアが叫んだ。


「やめてください!!」


拓海は肩をすくめた。


「俺はもうオヤジだからな」


「ナンパは無理だ」


朗らかに笑う。


「HAHAHA」


ノアが呻いた。


(無理ならやるな)


悠馬が静かに言う。


「父さん」


「はい」


「それは普通なのですか」


拓海が即答する。


「普通だ」


ノアが即答する。


「普通じゃないです!!」


拓海はノアの背中を叩く。


「お前は顔がいい」


ノアが死んだ目になる。


「兄さんも顔はいいです」


拓海が頷く。


「だが兄さんは表情がない」


悠馬が首を傾げる。


「業務上必要ないので」


ノアが叫んだ。


「業務じゃない!!」


拓海は悠馬を見る。


「ほら、こういうのが生活だ」


悠馬は少し考える。


「生活とはナンパですか」


拓海が笑う。


「極端だな!」


ノアが泣きそうになる。


(極端なのは父さんです)


拓海は腕を組んだ。


「いいか悠馬」


「普通ってのはな」


「失敗しても死なないことをやるんだ」


悠馬が真顔で頷く。


「なるほど」


ノアが叫んだ。


「納得しないでください!!」


拓海はノアを押し出した。


「行け!」


ノアが抵抗する。


「僕は貴族です!!」


拓海が即答する。


「関係ねえ!」


数秒後。


ノアは店の前で立ち尽くしていた。

通り過ぎる女性たち。


笑い声。

香水の匂い。


ノアは胃薬を握りしめ、呟く。


「……兄さん」


「助けてください」


悠馬は真顔で答えた。


「検討します」


ノアは泣いた。


拓海が満足げに頷く。


「よし」


「普通の第一歩だ」


ノアが叫んだ。


「地獄の第一歩です!!」


『普通は難しい。』





AIアシスト作品です。

対人耐性0、恋愛耐性0、人との距離感が終わっている悠馬君のコイバナ?になるんだろうか?な、話です。一応コメディです。たぶん。

前回の「佐伯悠馬は胃が痛い」を読んでいなくてもわかるように頑張ってみました。

一言でもいいので感想をくださるとうれしいです。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ