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第2話 壊れゆくせかいのかけらと異形の紳士たち

カクヨムPV9100突破! 月間PV2700 半年で☆415突破の渾身の物語をぜひみてほしいです!

───────────────

この作品はいつものなろう系より、更にソシャゲRPGよりのスタイルで体験できます。


キミはゲーム世界の訪問者、つまり主人公はプレイヤーとキャラクターの2つの気分で展開していきますよ!


全身で、世界に住んでるNPCさんたちと楽しんでください!


そして、それらは未来のネット世界のみなさんも見ているのです。


そのふしぎな配信コンテンツの気分も、新しさのひとつなのです。


この作品はソシャゲRPGのコンテンツに近いテキストで作っているのです。


男の子主人公が絶えずヒロインを応援している、そういう美少女RPGの感覚を楽しんでほしいです。


ホンモノのRPGのように☆やイイネの応援で☆3ヒロインやコンテンツがどんどん増えていくので、ぜひぜひ応援お願いいたします!


 ようこそ。


 ここは【上位世界】と呼ばれる世界だ。


挿絵(By みてみん)


 我々のグループに気づいた者は勘が鋭い。


 今、下位の世界の1つが突然攻撃を受けつつある。


 では、状況を説明しよう。


 わたしに注目した、【キミ】がいる電脳セカイの時代とこの時代はほんの少しずれている。


 ここは超基脳技術時代のもう少し先にあるのだ。


 キミらの時代、超基脳技術時代の以前には、メタヴァースやヴァーチャル世界などと呼ばれていたと知られているが、この【上位世界】のある時代からは、下位の情報空間である【現実世界(リアルワールド)】と同じ強度を持つ別の【情報世界】が無数に見える。


 それらは異世界と呼ばれる概念のサーバー世界だ。


 例えば、現実世界のどこかでトラックに撥ねられた陰キャの誰かが、別の情報世界のナゾの薄着の美女にスカウトされて強力なスキル付与を受け、新たな人生を始めたのが見える。


 同じ様に日本の幕末の治安組織が丸ごと異世界に転生して全員美少女剣士として百合百合している様子も丸見えだ。


 わたしたちはたぶんあの美女と同類の上位存在ではあるが、目的が異なることに愉悦を見出す者なのです。

 そしてあの美女たちよりはわたしたちの数も多い。


 さあ、前振りは終えて、先ほどの失われゆく世界の話に戻ろう。


 見たまえ、ここに、ある概念の世界がある。


 我々は、さまざまな世界を訪れ、思い思いの意思や哲学で干渉してきた者の一部である。


   我々は、その領域に新たな概念が育つ様を観察する。

 そして、その世界に起こり得る特別な事象に干渉してみるのだ。

   

 いまも我々の同好の士が数列の彼方から、この新たな概念【モミャル・ガハム】周辺に集いつつある。


   1人が呟く、「以前の方舟、プラナ・ガハム世界から分岐したようですネ」

   私もまた呟く、「そうなのか?私には異なる属性に見える」


 我々が唱和する。「「「だが、何者だ!いままさに我々が観測し始めたこの新しい概念を打ち消し滅そうという、怯えと怒りの情念を生じさせた暗躍者は!前世界の創造者に疑いの目を向けさせ、新たな創造を否定するよう画策した暗愚なる者たちよ!」」」


挿絵(By みてみん)


挿絵(By みてみん)


挿絵(By みてみん)


 我々は、世界が崩れ行く様を目撃する。


 夏空に無限の紅葉が散りゆく情景に、そしてこの世界の神性が砕かれ、すべての少女たちの時が止まる瞬間に、何度も目撃してきた世界の終焉が、まさか降り立つ前に、整う以前に、脈絡もなく、起きてしまった!


 気づくと、周囲の気配が少ない。気の早い同好の士たちがやれやれと、そそくさと、観測を諦め撤収の準備を開始したようだ。


 いや、まて?

 慌ただしい異形の紳士たちをかき分けて。小さな手があがるのが見える。

 私は、彼女の挙手とその目的に気づく。

 

 その可憐な1人は、ささやかに、しかし確信を持って告げる。


「みなさん、お待ち下さい?すぐ近くに残された領域を見つけましたよ?」


挿絵(By みてみん)


 一瞬で紳士たちの目線がその数列の塊に向かう。


 無論、この私もマッハだ。


 我々は驚き、顔を見合わせる。


 また1人が呟く。「これは、おそらく異なる神性を育む世界だ。しかし、壊れゆく世界の一部を繋ぎ止められる程度には、性質が近いネ」


   私もまた呟く、「ならばこの地に降り立つ意味はある」


 私はすぐさま目の前の空間に手を伸ばし、この上位世界の一部であるエージェントを呼び出すUIを操作する。


「私だ。いつものスーツケースに荷物をまとめて欲しい。急ぎ出かける準備だ」


   私はしばらくぶりに高揚している。


 なぜなら研究の再開が出来るのだ。

 新しい神性への干渉、それを秘めた少女たちとの出会いに官能を夢見るのだ。


   先程の小さな【淑女】に感謝しよう。おそらくは彼女もあの世界になんらかの目的がある。そうでなければ我々【異形の干渉者】、あの女神たちより危険な上位存在に声をかけたりはしないのである。


 つづく


 ───────────────


   読んでくれてありがとうございます!


 これはみなさんが初体験する、新しいスタイルのコンテンツです!


 

今回もログインありがとうございます!


続けて師匠くんとモブ子さんの旅を見届けてください!


この世界は、あなたの観測で進化していきます。


☆やコメントは、キミのRPG介入の証です。 ぜひ、世界に介入してお気に入りのヒロインの活躍を増やしてほしいです!


ログイン師匠がもっと増えると、実装キャラやエリアがどんどん増えていくのです!


(つまり、毎回のイラスト作業の励みになるのです。ヒトが増えると分岐ストーリーや、新規イラスト作るモチベがあがるのです!)


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