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#15 わかっていても

変わらない

何も変わらないんだよ

鳥はいまだに空を飛んでいるし

太陽は落ちそうにもない


楽園実験

そんなものもあったかな

僕らはもうその結果を知っている

なのに何も変わらないんだよな

僕らはこの船の行き先を知っている

だけどもう結末を変えることはできないんだよな


自分たちが作り上げたマーケット

売り物にしているのは果たして誰の未来だと思う?

人は誰しも、自分は知識人であるかのように振る舞い

そのサイクルが既に手に負えなくなったことに気づかないふりをしている


元々誰かが良かれと思って作った小さな幸せ

僕らはそれに「自ら」をかけた

いつしかそれは世界を巻き込んだ人体実験になって

僕らをも食い荒らす巨大な怪物となった

良かれと思った幸せは

いつしか誰にも止められない渇望になっていた


その怪物は君の中にもいる

僕の中にも当然いて

今日の世界を作り上げている


僕らは知っている

怪物がいることを

自分の中にもいることを

それでも何もしない

そうやって日々はまわっている


結局何も変わらないんだよ

今日も僕らは自分達を買い物カゴに入れて

レジの順番が回って来るのを待っている


そうやって僕らは終焉に近づいていっている

自分が考えた事をそのまま書いた詩です。ぜひ他のものも読んでみてください。

感想をいただけると嬉しいです。次の創作の参考にします。


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