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作者: すすきの

10月に入って一気に寒くなったと思ったら、もうこの街に冬が押し寄せてきた。


この街は冬でいっぱいになった。どこを見ても冬がいる。


朝夕は通勤・通学ラッシュだというのに、冬も沢山電車に乗るせいでギッチギチのすし詰め状態。押し寿司になりそうだ。


やっと会社に着いたと思っても冬がウロウロしているせいで集中できない。


お昼も定食屋に行っても冬がいるせいで中々入れない。

毎年思うが、こいつらは一体なんなんだ?2月くらいになると段々いなくなるが…



一日中そんなことを考えながら仕事をこなし、帰宅した。そしたら家の中にも冬がいた。

正直出ていってほしかったが、可愛い冬だったので一緒に暮らすことにした。


最初は家に俺以外の人がいることに慣れなかったが、少しすると早く帰宅して冬に会いたいと思うようになっていた。


冬がいる生活も悪くはないと思っていたが、一緒に暮らし始めて3ヶ月ほど経ったある日、冬はいなくなっていた。

街中にあんなにいた筈の冬もいなくなっていた。


来年になれば、また冬が来る。その時が今から待ち遠しい。

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