表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
29/174

2月17日

 残り3日、やっと目的を言った。

 偶然転移したので、和平交渉に出向いたと。


 予想通り、前半も後半も事実。

 拙い英語でゆっくりだったからこそ、前半後半と確実に分けられたが。


『良かった、嘘が無くって』

「下っ端だから知らないなら、嘘にはならんだろう」


『あ、確かに、そうですよね、すみません』

「いや、信じようとする心も大切だからな、次からは気を付けよう」


『はい!』


 偶然だと疑ってもいない、それだけ上の者から言われたと言う事。

 エルヒムやあの女達に言われたからこそ、すんなりと信じた、前の証言とも合致している。




 津井儺君へ連絡が付かない。

 かと言ってドリアードやクエビコ様に伝言を頼んでは、何故接触したのかがバレてしまうし。


「お仕事中なのかい?」

《そこは確認もしてません、念には念をなので》


「誰に警戒しているんだい?」

《全てです》


「僕以外ね」




 堪らず、僕から賢人君へ話をしてしまった。

 桜木さんの事を、つい。


「好きっすねぇ、もう真っ先に告ったら良いんじゃないっすかね?」


 それだけは、どうしても。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ