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唐菖蒲

秋だというのに日差しの暑い日だ。

よく跳ねる虫を捕った。昨日取り損ねた飛蝗だ。念願だった。

口にくわえていたら、首根っこを掴まれた。仕方がないので、首根っこが放された時に、放してやった。お互い様だ。

少し高い草の先端に止まる蜻蛉を狙った。頭上のやつを両手で挟むように捕ろうしたが、惜しくも逃した。悔しくて草を食む。

今日は暑い日だ。蜻蛉のいた草のそばに寝そべると、日が遮られた。

地面にしがみつくと、大きなタオルで捕獲された。こうなっては自慢のキックも届かない。

今日の散歩はここまでらしい。


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