とある殺伐とした異世界ウキウキクッキング
先生「異世界ウキウキクッキングのお時間がやってまいりました」
アシ「みなさーん、こんにちは!」
先生「料理研究家の人間でーす!」
アシ「そのアシスタントの魔族でーす!」
先生「それでは早速、今日も料理を作っていきましょうか」
アシ「はい先生。今日はどんな料理を作るんですか?」
先生「今日は唐揚げを作ろうと思いまーす!」
アシ「わあ!わたしの大好物です!楽しみですね!」
先生「ではまずもも肉をブロックで用意してください」
アシ「わあ!艶のある立派なお肉ですね!」
先生「そうでしょ。なんたって――とれたてですから」
アシ「・・・え?」
先生「ところで魔族ちゃん。最近彼氏ができたんだって?」
アシ「え・・・は、はい・・・」
先生「私はずっと一人身だからとても羨ましいわ」
アシ「そ・・・そうですか?」
先生「今日は収録にも連れてきたみたいでラブラブね」
アシ「あの・・・先生?」
先生「ところでその彼氏-―姿が見えないわね?」
アシ「・・・え」
先生「どこにいったのかしらねぇ。このスタジオは
人間しかいないから間違って退治されないか
とても心配だわ」
アシ「せ・・・先生?」
先生「このお肉ね・・・取れたてのピチピチなの」
アシ「先生――まさか――」
先生「はいそれじゃあこのお肉をぶつ切りにします!」
アシ「先生! 先生あの――わたしの彼は!?」
先生「はいこうダンダンと!ビッチな魔族に恨みを込めるように
力強く容赦なくさばいてやりましょうね!」
アシ「ひどい!ひどいです!先生!」
先生「下味を付けて三十分。それがこちらになります」
アシ「このもも肉は彼の右足ですか!?左足ですか!?」
先生「カラッと揚げていきましょうね!うわああ!
すごくパチパチ跳ねてますね!熱いのかな?痛いのかな?」
アシ「いやああああ!彼を揚げないで」
先生「はいこれで出来上がり。美味しそうですね」
アシ「アツアツで美味しそうにしないで!」
先生「あのぉ、レモンを絞ってもいいですかぁ?」
アシ「男子の目を意識して女子力アピールしないで!」
先生「それじゃあアシさん。味見してみてください」
アシ「え・・・わわ、わたしがですか!?」
先生「彼もきっとそれを願っているわ」
アシ「よさげな話っぽくしないで!」
先生「みんな彼女を押さえつけて!」
アシ「いや離して!」
先生「はいお口あーんしましょうね」
アシ「絶対にイヤ!」
先生「強情な子ね!こじ開けてあげるわ」
アシ「むぐ・・・むぐぐぐぐぐ!」
先生「うふ・・・うふふふふ。それじゃあ
忘れられない極上の味を教えてあげる」
アシ「ふううううう!ふううううううう!」
先生「抵抗しても無駄よ!はいパクリ!」
アシ「あが・・・・あがががががががが!」
先生「ほらカミカミして!どう美味しいでしょ!」
アシ「あああ・・・あああああああああああ!」
先生「脂身たっぷりで美味しいでしょ!」
アシ「あああ・・・あああああああああああ!」
先生「ねえ美味しいでしょ!美味しいって言いなさい!」
アシ「あああ・・・あああああああああああ!」
先生「美味しいわよね!この鶏の唐揚げ!」
アシ「じゅ・・・ジューーーーーシーーーーー!!」
先生「また来週ウウウウウウウウウウウウ!」
ふと気付いたら大分更新が滞っていた。ですがまたすぐ滞ります。
ブックマークと評価一件につき、10+2話書いてみたいと思います。
もう少し延長させてやろうという方、
よければブックマークと評価をいただけるとありがたいです。
ブックマークつけるか迷ったときはつけてみましょう。




