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とある男子校のまいっちんぐ魔族先生

挿絵(By みてみん)

※「とあるメタル系モンスターと嘘つき人間」登場キャラ

俺は足音を忍ばせて背後に近づくと

先生のスカートを一気にめくりあげた。


「へへーん、隙あり!」


「きゃあ!?」


スカートをめくられた先生が

慌ててめくれたスカートを手で押させる。


廊下にいた他の男子が

先生のスカートから覗いた白パンに

「おお」と歓喜の声を上げる。


先生の顔がかあっと赤くなり

廊下を逃げていく俺に声を上げる。


「もう! またこんな悪戯をして!

待ちなさい!」

 

「誰が待ってやるもんか!

捕まえられるもんなら捕まえてみろ!」


「いつもいつも! 今日こそは許さない――

きゃあ!?」


廊下に予め張っていた縄に足を引っかけて

先生が豪快に転倒する。


先生のスカートがめくれ

またも彼女の白いパンツが衆人環視に晒された。


「もおおお! まいっちんぐ!」


緑色の肌を赤く染めて

頭部から生えた角を羞恥に震わせる先生――


魔族先生に、俺は陽気な声を上げる。


「魔族先生! エッローい!」



=========================



ここはとある男子校。


男子校であるがゆえに

とうぜん生徒は男性だけだ。


女性に飢えている生徒が大勢といるその学校に、

ほんの数か月前に一人の先生が赴任してきた。


それは魔族先生だ。


人間の学校に魔族の先生が赴任してきた。

それだけでもちょっとしたニュースだが、

生徒にとってそれは重要ではなかった。


生徒にとって重要なこと。

それはその魔族先生が――

女性メスだったということだ


種族が違えど女性であるその魔族先生に

思春期でありながら女性と触れる機会のない

生徒たちは色めき立った。


当然ながら俺もその一人だ。


「すっげえなお前。また魔族先生に

セクハラかましたんだろ?」


ホームルーム前の教室。

羨望の眼差しでそう聞いてくる友人に

俺はふんぞり返って応える。


「まあな。楽勝だよ。あの魔族先生

ドンくせえからよ」


「でも言っても魔族だぜ?

お前そのうち殺されるかも知れねえぞ」


「上等だよ。襲ってくるようなら

逆に襲い返してやるぜ」


いやらしく笑う俺に

友人が苦笑する。


「どうなっても知らねえからな。

まあこっちとしてはお前の

おこぼれを貰えてラッキーなんだけどな」


「んだよ。真面目ぶっていて

お前も魔族先生をエロい目で見てんじゃねえか」


「そりゃそうだろ。最初は魔族なんてって

考えていたけど、最近はむしろ興奮してきたぜ」


「だったら丁度いい。ホームルームに

魔族先生が来るのを楽しみにしておけよ」


ここでホームルーム開始のチャイムが鳴った。


チャイムが鳴り終えて数十秒後、

廊下から足音が鳴り教室の扉が開かれる。


「はあい。みんな席について――きゃあ!?」


魔族先生が扉を開いたその直後、

頭からバケツに入った大量の水が被せられる。


「うっしゃあ! 作戦成功!」


水浸しになった魔族先生に俺は歓声を上げる。


水に濡れた白いワイシャツから

魔族先生の緑色の肌が透けて何ともエロティックだ。


魔族先生のあられもないその姿に

男子生徒が好色の視線を輝かせる。


しばし呆然としていた魔族先生が

その男子生徒の視線に気付いて

体を隠すように両腕で自身を抱きしめる。


「もう! また君ね! こんな悪戯をして!」


「やあい! エロ先生! そんな恰好で

生徒たちを誘惑しに来たんですか?」


「誰がです! 今日という今日は許さないわよ!」


プンスカと憤慨してこちらに近づいてくる魔族先生。


腕を伸ばしてきた魔族先生をさらりと回避して

俺は魔族先生の角をいやらしく鷲掴みにした。


「きゃあ! ちょ、どこ触ってんのよ!」


「うお! すっげえカチカチだ!

先生、見られて興奮してんすか!?」


「いい加減にしなさい! ちょっと、

待ちなさい! ホームルームが始まるのよ!」


教室を出て逃亡する俺に先生が声を荒げる。


俺は廊下を駆けながら、

手のひらに残った魔族先生の角の感触に

しばしニヤケ顔が止まらなかった。



=========================



それからも魔族先生へのセクハラ行為を

俺はほぼ毎日のように続けた。


最初はほんの冗談のつもりだった。


だが毎日魔族先生へのセクハラを続けていくうちに

魔族先生のなまめかしい緑色の肌に

魔族先生の敏感な硬い角に

俺はどうしようもなく興奮していった。


もはや種族の違いなど関係ない。


俺にとって魔族先生は――


一人の異性となりかけていた。



そんなある日――



「はあい。今日はみなさんに新しい保険医の先生を

紹介します。それでは先生、教室に入ってきてください」


魔族先生の紹介を受けて

教室に新しい保険医の先生が入ってくる。


その保険医は四十代半ばと思しき

ややぽっちゃりした体形の――


人間の女性であった。


「皆さん。よろしくお願いします。

体調が悪いときは気兼ねなく保健室まで来てくださいね」


柔らかく微笑む保険医の先生。


その保険医の先生は決して美人でもないし、

どこにでもいる中年の女性であった。


だが――


「・・・あ・・・」


俺は目が覚めた



――――

――――



以降、俺が魔族先生に

セクハラすることはなくなった。



男子校・女子校あるある。

大したことない異性の先生が可愛く、カッコよく見える現象。


ブックマークと評価一件につき、10+2話書いてみたいと思います。

もう少し延長させてやろうという方、

よければブックマークと評価をいただけるとありがたいです。


ブックマークつけるか迷ったときはつけてみましょう。

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