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TRPGを作ろう  作者: 宮沢弘
第六章: 補遺
37/39

MPの功罪

 TRPGだと魔法の回数制限を実現するのに “MP” (ここではマジック・ポイント) というものがあります。これについてちょっと考えてみます。


 まず、MPを用意することと、魔法にコストを設定しておくことで、どれくらいの魔法を何回くらい使えるか、あるいは使える可能性があるかが明確になります。TRPGのシステムとしては便利なのですが、魔法っぽさを減じているとも言えます。魔法が発動するかどうかの判定があれば、いくらかはマシかもしれませんが。ちなみに、魔法の発動の宣言で魔法が発動するというものもあります。


 魔法っぽさを減じているという点については、MPを用意したことで、魔法はパルプ系などのSciFiでのブラスターのようなものになってしまっているとも言えます。装弾数のような。装弾数というよりもエネルギー・パックという方が近いかもしれません。


 なんと言うか、魔法はもっと不確定なものである方がいいようにも思います。


φ-13.1.1

 魔法は成功したらMP、あるいはそれに類するエンティティを消費する。


φ-13.1.2

 魔法は判定の後に成功/失敗にかかわらずMP、あるいはそれに類するエンティティを消費。


φ-13.2.1

 魔法はMP、あるいはそれに類するエンティティから導かれる値を判定の修正値とする。魔法に成功したらMP、あるいはそれに類するエンティティを消費する。


φ-13.2.2

 魔法はMP、あるいはそれに類するエンティティから導かれる値を判定の修正値とする。魔法の成功/失敗にかかわらずMP、あるいはそれに類するエンティティを消費する。


φ-13.3.1

 魔法はMP、あるいはそれに類するエンティティから導かれる個数のダイスを追加で振る。魔法に成功したらMP、あるいはそれに類するエンティティを消費する。


φ-13.2.2

 魔法はMP、あるいはそれに類するエンティティから導かれる個数のダイスを追加で振る。魔法の成功/失敗にかかわらずMP、あるいはそれに類するエンティティを消費する。


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