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ありがとう。

普段言えないから。

あのね、私も言ってないことがあるの。


私ね、君と出会えて始めて知った事があるんだ。

生きていく意味。

本当の私。

安心感。


君はね、一人が好きという。

私も好きだった。

他の人になにか言われるんだったら、傷つくんだったら一人がいい…そう思ってた。

でも、心に空いた空っぽが埋まらなかった。

私はひたすら必死に自分を偽って人と接した。いつしか嘘の私の周りには人がたくさん集まった。それで埋まるはずだった。

でも、それどころか生きる意味をなくしちゃったんだ。

偽りの私を好きという人はいても本当の私を好きという人はいなかった。

でも、君は違った。

私がどんな私でも好きと言ってくれる君がいた。それが嬉しかった。

君は一見冷たく見える。

でも本当は繊細で暖かい子なんだ。

始めて、この子とずっと居たいとおもった。

始めて誰にも取られたくないとおもった。

始めて…隣にいて安心した。

だから、私も安心させたいと思う。

私のせいで心配させたりとかした。

でも、大丈夫。もう心配しないで。

安心して。

ゆっくりでいい。私に君を見せて?


普段言えないから…。

愛してるよ。

ふざけてしか言えない臆病な私だから。

ごめんね。

いつも一緒にいてくれてありがとう。

これからもずっと一緒だよ。

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