兄妹&姉弟モノ。(仮)
タイトルが仮です。
いい加減過ぎますね、すみません!
きっとちゃんとしたのを今後考えます!!((ぇ
どうも自分は短編小説を書くのには向いてないみたいです。
まとめられない←
投稿の仕方は
とりあえず投稿⇒短編小説くらいになるまで何話か投稿⇒1つの話にまとめる
みたいな感じです。すみません、分かりにくくて。
でもこれ以上なんていえばいいかわかんないんです。すみません((何回謝った
まあ、見ての通り自分勝手なやつなんで、広い目で見てやってください。
好きなものは料理、歌うこと、体を動かすこと・・・な私、藤堂 翡翠。
ぶっきらぼうでめんどくさがりの双子の弟、藤堂 黎夜。
私が5歳の時に両親を亡くして家に来た、義兄、藤堂 勇人。
これは私達の―――日常の物語。
+*+
今日も極々普通な一日が始まる―――。
「おーい、黎夜ー。起きてー」
いつもどおり、ちょっとイラつき気味に呼びかける。
「んん・・・めんどい・・・」
「それはさっき聞いた。あんたが起きないと私が遅れるんですよー」
絶えず私は、黎夜のもぐっている布団を剥がしながら起こそうとする。
この作業、さっきから何分やってるっけ・・・?
・・・10分は経ったな。
「早く起きろって・・・いってんだろーがっ!!」
自慢の怪力で私は布団を勢いよく剥がした。
「っっ・・・」
盛大にベッドから転げ落ち、ベッドの足に頭をぶつけた。
痛そう・・・じゃなくて確実に痛い音がした。
ゴンって・・・。
だがしかし。
私は心配などしない。
「いい加減早く起きなよ。うずくまってないでー。じゃないと・・・担ぐよ?」
最後の「担ぐよ?」の言葉を聞いた瞬間、黎夜は飛び起きた。
・・・早っ。
いっつもそんくらいで起きてくんないかな~。
―――この台詞はいつも言っていることである。
そして嘘ではない。
なぜかはよく分からないんだけど、黎夜は私に担がれるのが嫌いらしい。
実際に黎夜を担いだことがある。
180cmちょっとの男子の体を。
この現象はどうやら私にしかできないらしい。
子供の頃から普通に2,3人背負ったり担いだり出来ていた私には、それができないことの方が不思議だった。
あ、ちなみに"お姫様だっこ"もちゃんとできるよ。
「なんでそんなにヤなの?あ、もしかして私が担ぐと変なところ痛くなるとか?だったら言ってよ」
「そうじゃなくて―――はあ・・・もういい」
「は?」
結局今回も理由、分かんなかったな。
「・・・とりあえず、早くしてよね」
パタン、とドアを閉めて、私は次の目的地に向かう。
というか、なんで毎朝こんなグダグダな会話と行動をしなければならないのだろう。
黎夜になった訳ではないけど・・・めんどい。
次の目的地に到着。
私にとっては目的地というよりは"敵地"な、我が兄―――藤堂勇人の部屋である。
コンコン。
「んー?」
ドアの向こうから機嫌の良さそうな声が聞こえた。
起きてるみたいだからこっからでいっか。
「早く降りてきてだってよ、兄さん」
「・・・・・・」
「・・・あれ?兄さん?」
さっき声してたよね?
何故返事がない。
「兄さんー。早く降りてきてだっ―――」
しかたなくドアを開けながらもう一度呼びかけてみると―――
「ぬぉっ!?」
抱きつかれた。抱きつかれた。(←大事なことだから二回言う)
兄さんに。
そしてよく見れば上半身裸である。
「・・・兄さん。"コレ"、何気にびっくりするからやめてって毎日言ってなかったっけ・・・?」
「んー?言ってない言ってない。今初めて聞いた」
・・・なにこれ。遠回しなイヤガラセ?
ってかこの手の罠に引っかかる私も馬鹿だったな。
「まずいいから離れてって。そして服着る!」
なんで年下の私が兄に説教しているんだ。
自分でも分からな―――くもないか。
兄さん―――勇人は両親が事故で死んでしまって、仲の良かった私の母に引き取られた。
勇人兄さんの心にはかなり深く傷が残り、ウチに来てからも何も食べずに部屋に閉じこもっていた。
おまけに自殺しようとしたこともあって。
それを見かねた私は、それこそ説教みたいに言いたいことをぶちまけてきた訳だけど。
あれがどうしてこうなったのか、以来、私に妙にくっついてくるようになった。
今の歳は17だけど、精神年齢的には私より下だと思う。
そんな"くっつき"は歳を重ねるごとにウザくなってきた。
だから今は私が起こしに行かないと起きないという面倒な癖(?)までついてしまった。
つまり、朝から無駄な体力を使うはめになったというわけだった。
「翡翠は朝から元気だね」
「兄さんだけには言われたくないな。まずいいから早く準備してよ。飯、出来てるんだから」
「翡翠が作ったご飯は早く食べないとね」
「そう思うんだったら、早く起きてよ・・・」
半ば呆れ気味に言う。
だって、不平等すぎる。
我が家の父さんと母さんは既に他界している。
でも生活に不自由はない。
近所の人が良くしてくれるし、父さんたちが残してくれた遺産もあるので、学校にも普通に通っている。
っつうことで基本的に家事とかは当番制で作っている訳なのだが。
朝は私以外、寝起きが悪いのでほぼ私が朝食を作っている。
それはつまり、必然的に私の朝の時間が減るわけで・・・
「んじゃ、下で待ってるから」
そういってドアに手をかける。
いつもだったら、きっとこのタイミング。
「あ、翡翠。待って」
ほら、やっぱり。
私は素早くかわす。
兄さんの二度目の抱きつきから。
「さすがにそう何度も足止めを食らうわけにはいかないからね」
「翡翠、最近冷たいような・・・」
「そう思うなら日頃の行動を改めてみようか」
それだけ言って私はそそくさと部屋を出る。
「はあ・・・」
思わずため息をつく。
ただでさえ、朝は忙しいのにこんなことで時間と体力を労費してしまう。
全く、なんとかならないものなんだろうか。
10分後のリビング。
2人とも、起きてからは早い。
何故。
―――それにしても相変わらず・・・
「・・・・・・」
か、会話ねぇー。
無言の朝食。
まあ、そりゃしゃべり過ぎもよくないし、元々しゃべるのが好きなわけでもない。
だけど無言って。
空気が重い。暗い。
「・・・・・・」
理由は明らか。
兄さんと黎夜の仲の悪さにある。
詳しくは分からないが、兄さんと黎夜は妙にそりが合わないらしい。
部屋も離れているせいか、ほとんど会話を交わしたところを見たことがない。
私としては仲良くしてほしいけど、口をだしたところでいい方向には向かない。
それは経験済みである。
「・・・ごちそうさま」
一番に立ったのは黎夜だった。
あからさまに兄さんを避けるように汚れた食器を台所に持っていった。
少しして兄さんも同じように食器を持っていった。
はあぁ・・・。
やっと息ができる。
やっぱりずっとこの状態はきつい。
なんとかしたいとは思うんだけどな。
「ほら、翡翠。そろそろ行くよ」
「あ、うんうん。今行くよ」
学校用鞄を持って玄関へ。
2人が待ってくれていた。
仲が悪いとはいえ、こういうところは同じなんだなって思う。
「行ってきます」
誰もいない家に向かってそう言って、私は学校に向かった。
最初の4行はなんだったんだ。
自分でいうのもなんだけど、意味分かんねぇ。
もうちょっと詳しいのは気が向いたら後書きとかに載せます((ぉぃ