12年前の約束を希う
遅くなりました。風邪ひいてさらにテストがあり徹夜したらゲロ吐きそうなほど体調悪化して死ぬかけました。皆様も体調にはお気をつけて。
期末テストがああああ。(錯乱中)
「次は、生き物でいってみるか。そ~れ」
そう言いながら俺は、トイレへとそこらへんで捕まえてきた蜘蛛を放り投げる。
一応理系の端くれなのでまた召喚されるのか、されるとしたらどのような条件があるのかを実験して確かめているところである。
今のところ無機物で召喚された時に着用していた服、俺と同じくらいの重さのものなどで試し、別の日の同じ時間帯などで試してみたが特に変化は見られなかった。
今は、生きてるものを片っ端から入れれるだけ入れてみてるがやっぱり何も起こる気配はない。
面倒くさくなり、最後に自分が飛び込んで何事もなかったので実験を終了とした。
暇つぶしがてら色々やってはみたがすでに普通のトイレとなっていて、むしろ今では水が流れるようになり修理の手間が省けて使用できるのは非常にありがたい。
因みにこのことは、誰にも言ってない。というか言っても信じてもらえなさそうだし、俺の場合だと妄想と現実の区別がつかなくなったとか思われそうだからだ。
最初は異世界召喚きたあああー、とか思ってはいたが結果的に便座に座ってる様子を他人(それもかなり綺麗な女性)に見られただけだった………(マジでなんのプレイ?)
(-_-メ)(-_-メ)(-_-メ)(-_-メ)(-_-メ)(-_-メ)(-_-メ)(-_-メ)
満月が頭上に輝き人の気配がしなくなる時間帯になった頃、俺は毎日行っている日課を始める。ここ最近は4人が来訪したり、召喚?されたりしたせいでできなかったが毎日ランニング10キロと木刀の素振り500回ほどを日課としていた。ランニングは中学の時からやっていて当時は20キロほど走っていたが今は運動不足解消程度に留めているつもりなので10キロである。
そのことを蒼達に話したらドMだやっぱり変人だと言われた。そこまでいうか?木刀の素振りはこの木刀もとい相棒を手に入れてから欠かさず振っている。相棒と呼んでいたらキモい、厨二乙と言われた。あれ?薄々思ってたけど俺がおかしいっぽいな。
この相棒との出会いは、中学の3年の修学旅行で京都に行った時のことである…。(回想入りまーす)
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5人か6人程度に振り分けられた班で事前に決めた目的地をまわるというどこの学校でもあるような班行動をしていた時だった。次の目的地に向かう途中に人だかりができていたので気になり班の連中が騒いでいる間にこっそりと抜け出し、人だかりの正体を見に行った。
人だかりの中心には1本の木刀がお尻の穴に深々と突き刺さっていた‥‥‥。じゃなかった!お尻の穴みたいな石だった。周りの人たちに話を聞いてみるとなんでもここ数日前に轟音がしたらしくその音の先にこの木刀がお尻の穴みたいな石に刺さっていたという。そもそもなんでお尻みたいな石があるんだよ!
ココにあっても邪魔だということで木刀を抜こうとするがまったくもって抜けないらしい。木刀が刺さっている石も重たくて動かせないらしい。
現役のレスラーやら、アメフトだかの男が引っ張ってもびくともしないかったらしく、そろそろ重機が登場しそうになったところ、近所の木刀を売っている人物がこの木刀を引き抜いた者に賞金を懸けて引き抜いてもらいつつ参加料金で儲けようと始まったらしい。この時期には修学旅行に来ている学生が多いこともありかなり儲かっているようだった。
今のところ10000人抜き達成らしい。はぁ!マジで!10000人!?どんだけ挑戦するバカがいるんだよ…とか思いつつ、当時の俺は今もだが厨二病だったのでこの勇者が聖剣を引き抜くようなシーンを想像して抜けなくても良い思い出になるなぁ~的な感じで13707人目の参加者として参加したら…
抜けちゃった!
抜いた時はえ?マジで!ってなった。
集まっていた野次馬は大騒ぎ。地元のテレビまで出てくる事態になっていたので囲まれる前に何とか木刀と賞金を受け取り人込みから抜け出し班に合流した。ちなみに木刀はもちろん先生にバレて没収されました。一応、あとで反省文と共に返してもらえました。
あの後、俺が抜いた後の石には別の木刀が刺されていたそうである…‥俺は騙されてないんだからね!
もう3年以上も付き合っている相棒である。(名前はまだない)
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ランニングを終え、木刀の素振りを始める。いつも、人気のない時間帯に近くの公園で行っているのだが…今日は先客がいるようだった。暗くてよく見えないが時折聞こえるパチン!という音おそらく指パッチンの音だろう、上機嫌な様子で鼻歌まじりに地面にお絵かきをする人物の姿があった。
ほんとなにやってんだよ!こんな時間帯にやることじゃないだろ!
むこうは、こちらのことを気にしてない様子だったの俺も気にしなければ大丈夫だろう…‥
「ゾン~ビ~のパンツはいいパンツ~強いぞ~♪強いぞ~♪」
ってなんでゾンビやねん!そこは鬼だろ!!てか、ゾンビってパンツ履くの?どう考えても必要ないだろ。
「狼の毛皮でできている強いぞ~♪強いぞ~♪」
そこは虎だろっ!
「大事なところを隠してる~」
当たり前だろ!それがパンツの役目なんだから!
はっ!いかんいかんついツッコミしてるがこんな変な人とは関わっても碌なことがない。最近の経験から俺の本能がそう呟いている。
ツッコミたくなる気持ちを抑え、木刀を振る。
ようやく飽きたのか、絵が完成したのか先ほどの変わった人物は満足したようで帰っていった。
「はぁ~、ようやく帰ったか。何したかったんだろうな?」
こちらもちょうど木刀の素振りが終わったので地面に何を描いていたのか流石に気になるので見に行く。
とそこで、テロリン♪とスマホから音がする。画面を見ると千佳さんからだった。おお!初の連絡が!
なんでも大事な用らしく小さいときのことで話があるそうなのでまたどこかで会いたいとのことだった。普通に顔がニヤける。かなりキモい顔してそうだ。
それより小さいときの話ってなんだろうな?とか思いながら先ほどの変人が描いていたところまで来てみるが特に何もない。
ん?何も描かれてない?消した様子もなかったから何かしらあるはずなんだけど?と思っていると強烈な光で視界が眩む。これは!とか言ってる場合じゃない!前回とは違い今回は動ける状況だ。とにかくこの光から逃れようとするが
……動けない。
「またかよ、クソったれえええええええ‥‥」
紅鷹の悲痛な叫びはまたもや誰にも聞かれることもなく自身の身体と共に消えていった。
次の話も遅れそうです。早く夏休みこないかぁ




