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#23 報告・呼び出し






 ギルドに到着して全員で中に入ると…大分日も傾いてきてたからクエストが終わった冒険者達なんだろうな、それなりの人数が居た…けど、酒場の方にいる人数の方が多かった。

 クエストの打ち上げだろう、俺達も報告し終わったら初クエスト記念で飲んでいこうかってちょっと考えた。


 中に入ったら、やっぱり注目されてた…姫達だし、俺も漂流者だし、それに朝の一件もあるし、注目のネタはわんさかある。

 シータも朝はもう来れないとか言ってたことを既に忘れてるかのようで普通にギルドの中を歩いてるし…そんなに早く連続失敗解消したかったのかな、やっぱり。

 アーネもマールもそんな感じに見える…朝の一件を気にしてるのは俺だけか。


 奥の受付でラナがいるところを探してたら…やっぱり一番並んでる受付カウンターにいた。

 ここまで来て慌ててもしょうがないから一番並んでる列の最後尾に4人で付いた…ラナの腕ならすぐ順番が来るだろうな、と。

 予想通り、そんなに待つこと無く俺達の番まで回ってきた、流石はラナ。


「次の方…あっ、ナオトさんっ、みんな!」


「ただいま、ラナ。クエスト終わったから…」


「分かってますから、とにかく中へ来てくださいっ!」


 へ?中って…またカウンターの中ってことか?しかも分かってるって…どういうことだ?なんて姫達と顔を見合わせてみんなで頭の上に「?」を浮かべた…まぁ、考えても誰も分からないだろうからラナの言う通りにしようか。


 またカウンター端まで行ってラナがカウンター台を上げてくれたので、そこからみんなでカウンター内へ…なんだろ、またギルマスの部屋にでも連れてかれるのだろうか…え、あの汚い部屋に?と思ってたらラナがクリス女史のところに向かっていった。


「チーフっ、ナオトさん達が戻ってきました!」


「そうみたいね…。ラナ、フィルの……いえ、応接室まで案内してあげて」


 あ、今言い直した…流石にこの人数をあの部屋に上げるのはやっぱり無理だと思ったのか、クリス女史も。

 部屋が綺麗だったらこの人数でも問題なさそうなんだけどな…でもちょっと狭いか、椅子も足りないし。

 っていうか、応接室あるんなら俺呼んだ時もそっちで良かったんじゃ…なんであの汚部屋に呼んだのか謎だ……。


「はいっ、分かりましたっ。ナオトさん、みんな、こちらへお願いしますっ」


「おいおいラナ、なんだっつーんだよ…戻ってきて早々」


「いいからっ、黙って付いてきてっ!」


「…あ、ハイ……」


 お、すげぇ…アーネを黙らせるなんて、ラナやるなぁ……ラナももしかしてマールみたいに何か……いやいや、あんなものそうそうあってたまるか、そもそも元の世界での兎って大人しくて臆病なイメージの動物だったと思うんだけど、マール見てると真逆に思えてくる…あの眼とか、あと戦闘モードのせいで。


 カウンター奥の階段を上って右手側、フィルさんの部屋とは反対側へ進んで、突き当りまで行く途中にあった扉を開けてラナが入っていったから、さっきアーネが言われてた通り黙って付いてその扉の先へ俺達も進むと…割りかし広めの部屋、応接室って言ってたからその名の通り応接出来そうな感じの部屋になっていた。


 中央に長めのテーブル、それを挟んで4,5人くらいは余裕で座れそうな大きめのソファーがある…壁際の隅には棚台があって、ちょっとした作業なら出来そうな感じ、お茶を出したりするくらいは出来るんじゃないかと思った。


「みんな座って。すぐギルドマスターとチーフが来ると思うから、それまで少し待ってて」


「わ、分かったけど…少しくらい教えてくれてもいいんじゃないか?どうしてここに案内されたのか」


「…詳しい話はチーフとギルドマスターしか分かりませんが……先程グリュムセリナ侯爵家の護衛兵がギルドに駆け込んできて、いろいろと話をしてたみたいです」


 あー、さっきの件か…あっちからも報告を出してくれたっぽいな、ミディさんの指示かな?仕事が早い…っていうか、これ、俺達が寄り道してなかったら別にこんな大事っぽくなってなかったんじゃないか…?


「さっきの件やな…せやけど、それでなんでここまで…」


「貴族絡みなんだから、何があったのか気になるに決まってるじゃない!」


「いや、まぁ、確かに貴族絡みだけど…護衛兵が駆け込んだくらいでそんな大袈裟にしなくても…」


「わたしがっ、みんなのことっ、心配しちゃおかしいんですかっ!」


「「「「………」」」」


 …確かに、今朝普通にクエスト受けていっただけなのに、終わってみれば貴族が絡んでるとか予想外だとは思うけど…そんなに心配するようなことでも無いんじゃ?この国って身分差別もほぼ無いって聞いたし……。


「あのねぇ〜…ラーちゃん……。心配してくれるのはぁ〜嬉しいんだけどぉ〜……」


「そんな大層なことじゃねぇっての。ちょっと人助けした相手が貴族だったってだけだぜ?」


「そういうことや。ラナがそこまで騒ぐようなもんやないって」


「…え?そ、そうなの…?」


「あぁ、みんなの言う通りだよ。初クエストでこんな事になったから心配になっちゃったのかもだけど、別に悪いことはしてないし、みんな無事に帰ってきたんだし、何も問題はないだろ?」


「そ、そうだったんだ…わたしったら何も知らずに一人で大袈裟に騒いでたのね……」


 そりゃ、理由とか分からなきゃ想像するしかないんだからな…しかもこういう時って大抵良くない方に想像するもんだし。

 こっちの世界の人もその辺は俺達と変わらない…寧ろ向こうの世界より危険が身近にある分、悪い方に考えがちになるんじゃないか?とも思う。


「ま、心配掛けたってのは悪かったって素直に言っとくぜ。心配してくれて嬉しかったってのも…な」


「アーネ…」


「ラナは昔っから心配性やったからなぁ…それで受付嬢なんてやっていけるんか?って今でも思うとるよ」


「…それは……確かに冒険者のみなさんを送り出す時は、いつも思ってるけど…でも、アーネにシータ、マールは…幼馴染だし……余計に心配しちゃうのよ………」


「ラーちゃんはぁ〜みんなにぃ〜優しいからねぇ〜、ふふっ。そういうところぉ〜大好きぃ〜だよぉ〜」


「あぁ…そうだな。アタイもラナのそーゆーとこ、嫌いじゃねぇ…よ」


「せやな…ウチらの中やと一番何かと気にかけてくれるしなぁ…」


「みんな…」


 なんだ、ラナ好かれてるなぁ…っていうか、こういう幼馴染っていうの?ホントいいなぁ……素直に羨ましいわ。

 幼馴染じゃなくても、こう、お互い気遣い合って、でも遠慮なく気持ちをぶつけられる相手がいるっていいよな…俺には居なかったっていうか、そういう相手を見つけたつもりでいただけで、何も努力せずに手放しちゃったからな…こっちの世界でそういう相手とまた、もし巡り会えたなら、今度は間違えないようにしないと…折角こうしてやり直せるチャンスを貰ったんだ、同じような後悔だけは繰り返したくない。



 ガチャッ


「みんな揃ってるようだね、待たせてしまったかな」


 話してるうちにラナも、そしてみんなの雰囲気も少し落ち着いた感じになった頃、丁度ギルマスのフィルさんが扉を開けながら声を掛けてきた。

 その後に続いてチーフのクリス女史、そして…もう一人、背丈の小さい男の子が入ってきた。

 ギルド職員の服装で男の子って判別出来るけど…顔立ちはどっちかっていうと可愛い方?この背格好なら女の子の服着てたら俺じゃまず間違いなく男の子って判別出来ないレベルだと思う…。

 初めて見るけど、一緒に来たってことはこの子もギルドの関係者…なんだよな?


 そのまま進んで俺達が座って待っていた対面側のソファーに三人が座った…うん?座った……?


「あの…ク、クリス……これは止めてっていつも言ってるよね?僕……」


「何を言ってるのかしらショーちゃんは。ここがあなたの定位置でしょう?ん〜っ」


 えーっと…クリス女史の膝の上が定位置、と。

 あのクリス女史がめっちゃデレッとした顔してるんですけどっ!ちょっと怖いっ!

 膝の上に座らせて後ろからギュッと抱きしめてる…ショーって呼ばれてた子も、俺らの前で右往左往してる…けど、多分あれ、完全にホールドされてて逃げられないぞ、簡単には。


「あー、んんっ!えーっとだな、まずは…突然呼び出してすまない、ナオト君に至っては昨日に引き続きとなるが」


 あ、そこはもう何事もなかったように進めるのね…分かりました、こちらもツッコむのは止めておきます……メッチャ気になりますけどねっ!


「あの、マスター。私も同席してよろしいです…か?」


「あぁ、うん、構わないよ。その代わりと言ってはなんだが、皆さんへ飲み物を用意してもらっていいかい?」


「あ、はいっ!分かりましたっ、ありがとうございます!」


 まぁ、あんなに気にしてたしラナも話を聞きたかったんだろうな…飲み物を用意するって条件で同席出来たみたいだ、部屋の隅にある棚台の方に向かって行ったよ。


「えぇっとフィル、何事も無かったかのように話進めるの止めてくれない…?」


「…あぁ、すまないショー。いつものことでつい……」


「…そうだけど、自己紹介くらいはさせてほしいよ……」


「そ、そうだな、それは当然だ、悪かったね……」


「こんなところからすみません、僕はこの冒険者ギルド、ガルムドゲルン支部でサブギルドマスターをやってます、ショークラディネントと言います。見ての通り身体は小さいけどれっきとした大人です…種族がフォレスジェッターなので」


 サブマスだったのか…フォレスジェッターって種族だから身体が小さいってこと?でも大人ってことは、あの背格好で今の俺より上ってこともあり得るのか…。


「えっと…フォレスジェッターって…」


「あぁ、ナオト君は漂流者だから知らないのも当然かな。彼…ショーの種族、フォレスジェッターというのはね、小人族、それも森林に住む小人族のことなんだよ。他にも砂漠に住む小人族のサンドジェッター、川辺に住む小人族のリバージェッターと、住む場所によって呼称は異なるがね」


 へぇ…小人族かぁ…住む場所によって呼び方が変わるって…じゃあまだ他にもいるってことかな。 


「なるほど、ありがとうございます。それから…サブマスターだったんですね。こちらも改めて名乗った方が…?」


「いや、大丈夫。ここに来る前に聞いてるから。漂流者のナオト君、それと…三獣姫のみんなは前々から知ってるよ」


「そう…ですか……」


 あれ、何か話し難いな…見た目子供でも実際は大人ってこんな感じなんだ……どう接すればいいのか戸惑うな、これ。


「あぁ、話し難い?いいよ、いつものように普通で。この見た目通りに話し掛ける感じで大丈夫」


「あー、うん、それなら…そうさせてもらおうかな。えっと、よろしく、ショー」


「こちらこそよろしく、ナオト君」


 握手しようかなーって思ったんだけど、クリス女史にがっつり決められてて身動き取れそうに見えなかったから止めておいた。

 何となくこの人もギルマスのフィルさんと別の意味で苦労してそうな気がする…。


「どうぞ、飲み物です。おかわりも出来ますから」


 ショーの自己紹介が終わったタイミングでラナが飲み物を俺達の前に出してくれた…カップに入った紅茶っぽい感じの飲み物だった。


「すまないね、ラナ。配り終えたらこちらに座って話を聞きたまえ」


「はいっ、ありがとうございます」


 みんなの分を配り終えた後フィルさんの隣に座って、さぁこれで話の準備が出来たって感じになったんだけど…やっぱりクリス女史とショーが気になってどうしようもないのは変わらなかった…。


「おい、クリス、いい加減ショー降ろしてやれって。こっちが気になってしょーがねぇっつーの」


 おぉ、遂に見兼ねたのかアーネが言ってくれたぞっ!


「あらアーネ、そんなこと言ってあなたもしたいんでしょう、これ。ふふふ」


「バッ!お前と一緒にすんじゃねーよっ!気になって話も出来ねぇっつってんだろーが!そのままってんならアタイらは帰るぜっ!」


「…それは困るわ……ふぅ………仕方が無いわね、とても残念だけれど……」


 おぉ?クリス女史がショーを降ろして隣に座らせたぞ…やるなアーネ!っていうか、脅しだけどな、それ……。

 まぁ、ともかくこれで気にすることなく話が出来そうだ。


「さて、では改めて…君達をここに呼んだのは、先程グリュムセリナ侯爵家の護衛兵が当ギルドに来て話を聞いたからなんだが…」


「なんでも君達、侯爵家のお嬢様と、リリエンノルン伯爵家のお嬢様を救ったんだって?」


「あぁ、うん。クエスト中にマールとアーネが戦闘に気が付いて…すぐに駆けつけたんだ」


 あの時のマールとアーネの索敵は、凄いと思った…流石は獣人といったところか。


「ふむ…護衛兵の報告によると、ゴブリンの集団…数は50から60程だったと」


「そうだな…多分それくらいは居たと思うぜ?」


「だとすると…上位種も居たんじゃない?」


「それは俺が確認した。上位種は4体…リーダーとメイジ、それにアーチャー2体だったよ」


「それはナオト君が倒したの?」


「そう、4体とも俺が倒したよ」


 ショーが上位種の存在を気にしてたけど、俺が素早く倒したからな…頭を潰すのは集団戦の有効戦術だと思ったし。


「なるほど…それで、他のゴブリン達は君達三獣姫と侯爵家の護衛兵で協力して倒した、と」


「そうやな、ナオトはんがリーダーを真っ先に潰してくれはったおかげで、何とか全滅出来たで」


「それほどぉ酷い怪我人もぉ〜、出ていませんでしたよぉ〜。もちろん〜亡くなった方はぁ一人もぉいません〜」


「そうか…護衛兵は10人程と聞いていたのだが…その規模相手に死者が出なかったというのは不幸中の幸いだ」


 もし、俺達の到着がもう少し遅れていたらと思うと…いや、こうして間に合って全員無事に帰ってきたんだ、それが事実に変わりはない。


「集団戦はそこまでで全てだな。あとのお嬢様救出はナオトに聞いてくれ、アタイらは待ってただけだからな」


「お嬢様救出…?集団戦闘以外に何かあったの?」


「あー、そこまで細かい報告は受けてなかったんだ。お嬢様二人は、その戦場から逃されてたんだ」


「二人だけで?」


「あぁ。ただ…1体だけ追っ手が付いてた。こいつを見てほしいんだが…」


 話すより見てもらった方が早いだろうと思って、収納墓地から奴…ギガントゴブリンの割れた魔石を放出した。

 テーブルの上に欠片となった4つの魔石がゴトッっと音を立てて乗っかった…真っ二つになっているから転がりはしなかったけど。


「これは…?」


「追っ手を倒した時の魔石だ」


「見たところ二つあるみたいだけど…追っ手は1体って……まさかっ」


「そう、そいつは魔石を二つ持った変異種って奴だった。個体名は…ギガントゴブリン」


「「ギ、ギガントゴブリン…」」 


「ナ、ナオトはん…そないな奴と戦っとったん…?」


「おいおいマジかナオト、そんな奴相手にお嬢様達を救ったのかっ」


「それよりぃ…そんな敵にぃティシャちゃんもぉヒナちゃんもぉ、追われていたのぉ……?」


「そうだよ…あの二人がどれだけ恐ろしかったか…考えただけでもうコイツへの怒りしか出てこなかったよ……今でもこの魔石をこの場で粉々にしてやりたいと思ってる……」


 二人の、あの恐怖に怯えた顔を思い出しただけで、どうしようもなく丹田の辺りが熱くなってきて握る拳に力が入る…。


「うむ、気持ちは分かる…が、しかし、それでもこれを持ち帰ってくれたことに、ギルドの代表として感謝したい。有益な情報をありがとう、ナオト君」


「恐らくそうだと思って…その場では我慢して持ってきました。お役に立てたなら、それでいいです」


「いや、役に立つどころではない。これで皇都から来た情報の信憑性が上がってしまったか…ショー、この後至急打ち合わせをしなければ」


「うん、そうだね…これが終わったら主要メンバーに声を掛けておくよ」


 ん?何かありそうな感じだな…この後また話し合いするっていってるし、重要な案件なんだろうか?


「すまん、よろしく頼む。あぁ、済まない、そのギガントゴブリンだが、この通りナオト君が倒して、無事お嬢様方を救出した、と。そういうことだね」


「はい、そうです」


「うむ、了解した。護衛兵の報告とどうしても照らし合わせをしたかったのでな…それで君達を呼び話を聞くことにしたわけだ」


「何となくそうかな、とは思ってました。とりあえず話すことは全部話したつもりですが…他に何か聞きたいことはありますか?」


「いや、聞きたいことは全て聞けた。あとはこの魔石をこちらで調べたいので譲ってもらいたいのだが…」


 まぁ、必要だろうとは思ってたからいいんだけど、そのまま渡しちゃってもいいくらいなんだよな…俺的にはすぐ壊したいくらいだし。 


「はい、構いませんよ。じゃあここに置いていきますね」


「すまない、感謝する。代金は調査後とさせて欲しい。必ず支払うと約束する」


「いえ、それはそのままお渡しします…どうせ砕こうとしてましたし」


「そうか、そうだったな…だがまぁ、情報提供としてギルドからの報酬は約束させてくれ」


「あ、はい、それなら…ありがたく受け取ります」


「うむ。ショーからは何かあるか?」


「いや、僕も特に無いよ、大丈夫」


「わかった。では以上だ、協力ありがとう。あとはラナにクエスト完了報告をしておいてくれたまえ」


 とりあえずもう大丈夫そうだ、何か終わりの方俺とフィルさんしか話してなかったな…まぁ、ギガントゴブリンの事は俺からしか話せないから必然的にそうなるか。


「分かりました、では俺達はこれで…ラナ、完了報告お願いしてもいい?」


「はいっ、では受付窓口まで行きましょう!」


 こうして俺達は報告を終えて応接室から受付窓口まで戻った…フィルさん達は引き続き話し合いがあるみたいで応接室に残ってたけど。

 ちょっと気になるけど、その内分かるような気がしてる…明らかにフラグっぽいこと言ってたしなぁ。

 ま、それよりなにより兎に角初クエスト完了報告が先ってことで。



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