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ある日曜日のこと(200文字小説)

作者: 瑠音




「──行かないで……。」




私のその言葉に、あなたは一瞬立ち止まった。

でも、こちらを振り返ることは無かった。




「……ごめん。もう行かないと。」



あなたに縋るように手を伸ばしたけれど、その手は届くこともなかった。


そして、あなたはゆっくりと闇の中に消えていった。



午前0時を時計が告げる。




そして伸ばしていたままだった私の手を、誰かが握った。




「迎えに来たよ。」




そう言って、月曜日(あなた)はニッコリと笑みを浮かべる。




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― 新着の感想 ―
[気になる点] なんで金曜日にこれを(・・? [一言] サザエさんシンドロームですね(^_^;) 冷たい月曜日の手が…
[一言] どうして、いったいどうして、これを金曜日に読ませるのですかっっ・・・!(勝手に読みに来た人) だめだ。もう今回の休みは消え去ったも同然、どくだみのフライデーナイトが月曜日の気配に侵食されてい…
[一言] 投稿お疲れ様です! さようなら、日曜日。また来週会いましょう(泣) 少し大げさですが、こんな心持ちになってしまいますよね! 金曜日が一日終わった夢を、木曜日に見る悲しさに似てるなぁ、と…
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